ビリーフ(思い込み)の製造元
感情の製造元は、自分自身
自分の中にあるビリーフ(思い込み)に触れることで、感情が湧きます。
それなら、ビリーフ(思い込み)の製造元はどこ?
それも自分自身なんです。
子供は、親や育ててくれる人の無条件の愛を受けながら、成長していきます。
子供にとって
『愛とは無条件でもらえるもの』
と無意識の領域(潜在意識)で信じ込んで成長していきます。
けど…
現実はそうではなくて…
物心ついた頃には
親は怒ってばっかり
条件つきでしか褒めてもらえない
(いい子にしてたら、お勉強できたら)
お母さん、いつも大変そうでかわいそう…
愛を無条件にもらえない環境…
子供は愛はもらえるものと信じているので、愛がもらえないという事は、自分は愛されてないんだ、と解釈します。
私は愛をもらえない=私は愛されない子
子供なりに、何でだろう?と答えを探そうとし、その理由を考えます。
赤ちゃんの頃は、言葉を理解したり話したりできなくても、全身で、肌で母さんの愛を感じています。
なのに、言葉が理解できるようになってくると…
いつも怒ってばっかりのお母さん
いつも疲れていてかわいそうにみえるお母さん…
そんなお母さんにさせてるのは、自分のせいだと子供は思ってしまうのです。
なので愛されない理由を自分に向けます。
『愛されないのは私が悪い子だから』
『愛されないのは私がダメだから』など…
これがビリーフの製造元です。
まだ幼かった自分が信じ込んだ思い込み
過去の幼かった頃の自分自身がビリーフ(思い込み)の製造元なのです。
(その子の生まれ育った環境によって、様々なビリーフ(思い込み)になっていくのですが)
ビリーフは無意識の領域(潜在意識)にあるので、自分にどんなビリーフがあるのかは、なかなか気づく事ができません。
ですがあたりまえ、と思い込んでいる事に、あの魔法の言葉をかけてみて下さい。
『それは本当ですか?』
『それは本当と言い切れますか?』
そしたら、自分がどんなビリーフ(思い込み)を信じ込んでいるのか、気づけるかもしれません。
ビリーフ(思い込み)の製造元をみてみると、なんとも健気だった小さかった頃の自分が見えませんか?
私はそんな自分を見たとき、
よくがんばったね
もう大丈夫だよ
って、心の中で抱きしめながら、たくさん泣きました。
ビリーフ(思い込み)がある事は、ダメなんじゃない
そう思うことで、大好きなお母さんを守って、生き伸びてこられたんだよね。
小さかった自分には、必要だったビリーフ(思い込み)
でも、大人になった今、そのビリーフ(思い込み)は、必要ですか?
そのビリーフ(思い込み)を持ったまま見る世界と、それがない状態で見る世界と、見える世界がまるで違います。
あなたは、どちらの世界が見たいですか?
私は、ビリーフリセット®︎協会で、ビリーフリセット心理学を学んで、自分のビリーフとたくさん向き合い、リセットする事で、見える世界が変わりました。
生きづらさを感じていたり…
楽しい事なんてない…
やりたい事がわからない…
いつも、こうなっちゃう…と自分の望まない現実ばかり…
そんな人の何か気づきのヒントになればと思い、私が学びの中で気づいてきたことを書いています。
必要とされる方に届いたら、とても嬉しく思います。
次は、ビリーフ(思い込み)のもとになった、小さかった頃の健気な自分の感情について書いてみようと思います。