感情の製造元
感情って、どこからやってくるかって、考えた事ありますか?
どこからともなく湧いてきて、ずーっとその場に居続ける事もあったり、雲のようにサァ〜っと流れて行ったりするけど…
実は…
感情が湧く製造元は、自分自身にあるんです。
例えば…
ムカつく〜っ!
って、感情が湧いた時
怒らせる相手が製造元だと思いがちですが、そうではなくて、自分自身にある地雷に触れることで、ムカつく〜っ!って感情が湧くのです。
製造元は、自分の中にあるのです。
同じ事が起こっても、怒りが湧かない人もいれば、怒りが湧く人もいます。
それは、怒りが湧かない人が良い人で、怒る人が悪い人
とかではなくて、
その地雷がないから、怒りの感情が湧かないだけ
どんな地雷があるのかは、人によって様々です。
例えば…
わがまま言う人にイラッとする
そんな時は、おそらく…
『わがままを言ってはいけない』っていう地雷(概念、ビリーフ、思い込み)があって、それに触れる事でイラッとするのです。
わがままを言う相手が悪い、とジャッジして、それに対して感情が湧きます。
製造元は、相手にあると思ってしまいます。
けど…
そもそも、
『わがままって、ダメですか?』
『それ本当ですか?』
『わがままって本当にダメって言い切れますか?』
こんな風に、あたりまえに思うことを、一度自分に問いかけてみて下さい。
その地雷、概念は、自分の思い込み(ビリーフ)かもしれません。
こうあるべきという自分の思い込み(ビリーフ)と違う現実にイラっとしたり感情が湧いてきます。
怒りの感情が湧く事が悪い事ではなくて、思い込み(ビリーフ)がある事が悪い事ではなくて…
その思い込み(ビリーフ)が大切な心を守ってくれて、ここまで生きてこられたんです。
だから、どんな感情もあっていいし、思い込み(ビリーフ)もあっていい
けど、それらと距離をとって、あたりまえと思っている事に問いをたててみて下さい。
鉄板の言葉は
『それは本当ですか?』
『それは本当って言いきれますか?』
これは、色々な気づきが起こる魔法の言葉です。
思い込み(ビリーフ)については、また書いていこうと思います。