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ペーパーロールスター/ドミコ
グッバイ ペーパーロールスーパースター
好き嫌いをしていこう
グッバイ ペーパーロールスーパースター
ようは全然どうでもいい
昨日は友人と飲んだ。飲んで良かったのだと思う。本当に僕の中のしょうもないものに巻き込んでしまっただけだな、と思うけど、でも必要な時間だったのだと思う。彼女と僕は、多分環境形成は似てるが、元来の性質が違う人、というような事を考えている。
すぐに人に頼るくせに、僕は何もかも自分で決めている。何かが欲しいのじゃなくて、人と会うことは自分にとって自分を確認する作業なんだろうな、とそんなことを思った。
就活の終わった大学4年生の時、この連載を読んだ。その時はとはいえ学生は無力だ、なんて思っていたけど、いまはこの記事で書かれている正しさはよくわかる。
社会に出て、「まんまる」は段々「ごつごつ」になっていく。そしてそれがその人の面白さになっていく。角が尖っていく分、今まで近くにいたはずのものとぶつかり合ってしまうことも起きる。でも凸凹になったおかげで、お互いの角とへこみがハマる人とは、面白いほど簡単にするすると惹かれ合う様になる。みんな自分の形がわかってくるのだ。
臆病になってしまう程大好きなものと未だに出会い続けられる人生はとても幸せなものだな、と思うし、角がぶつかり合うようになってしまった人達に怒りも何もない。
ただ、みんなごつごつし始めただけだ。
形が合うようになったらまた会いましょう、それだけだし、その分好きなものと出会える人生が目の前に広がっている、どっちがほしい?って言われたら後者だから、その選択以外はありえない。
気が重くなる話ばかりで、スカッとしたくてドミコを聞いたけど、ちゃんと歌ってくれていた。僕らは好き嫌いをしていこう、どんどんゴツゴツしていこう。
嫌いを嫌いと口にする必要はないが、好きなものと同じくらい嫌いなものも自分の中で大事にしていこう。
そんなことを言葉にすることで、足元の現実ごときに最高の未来に向けた生き方を殺されない様に生きていく、それしかないね。
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