新しい生活

ロックンロールと友達に育ててもらいました。人の顔色ばかり伺えるので、少し生きづらい人達に優しくできたらなあと思っています。

新しい生活

ロックンロールと友達に育ててもらいました。人の顔色ばかり伺えるので、少し生きづらい人達に優しくできたらなあと思っています。

マガジン

  • 日々と理性と感情と。

    思うこと、感じたことを整理するために。 自分と世の中の折り合いをつけるために書くことが殆どですが、その中の何かが誰かに刺さればそれほど嬉しいことはないですね。

  • 今日の僕と音楽

    その日に聞いた曲と、その曲が好きな人へのおすすめを淡々と紹介し続けます。出かける時に音楽を聞くので、休みの日は結構お休みします。

  • バンドがいる暮らし

    音楽関係の記事をまとめています。殆ど全部邦楽になると思います。ロックとフォークとポップス、最近はファンクが好きです。僕自身はベーシストです。

最近の記事

  • 固定された記事

わたしは今日、おなかがすきました

まだ(もうなのか?)28歳の僕は、生きるということは「自分の世界を広げていくこと」だと思って日々暮らしている。きっとどんどん狭くなっていくのかな、とか思いながら、あがなうように広げて生きている。なるべく色々な環境に自分を置くようにしていて、常に自分と周りの価値観が狭い世界の中のもので当たり前じゃないんだということを意識して過ごしている。 年を重ねる中で、どんどんと僕の世界は広がっていった。 逆を言えば、遡れば遡る程、狭い価値観の中で生きてきたわけで。 僕は家庭のことを「子供

    • 傷つき方だって自由にさせてくれ

      どうしても「組織」というものに所属して動いていると、自分が悪くないが誰かを傷つけることというのはある。 もうちょっと具体的に言うと、「自分が全く持って意志決定者じゃない出来事で、誰かが傷つくであろうことがわかりながらただ見ていることしかできない」という様なこと。 そうした場面は何度も経験してきたけど、最近久しぶりにそういうことがあった時に思ったのは、静かにちゃんと傷ついておきたいなということだった。 ☆☆☆ 負の側面というのは人を浮き彫りにするなと本当に思う。僕は臆病が出

      • I love you & I hate the world

        誕生日というものにあまり特別なものを感じるタイプではない。 何かの節目という物事のタイミングは大事にするタイプだが、例えば大学を卒業する時だったり、転職をする時だったり、具体的に何かが起きるからそこに思うことがあるだけだ。 1年に1度等間隔に、こちらの意思とは関係なく来るこの日に、実を言うとロマンチックに思いたかったなという気持ちはあるのだけど、残念ながら僕はあまりそこに何かを感じてはいない。 それでも、この本の発売日が今日であることには、なんだか運命という言葉がふさわし

        • ページの外に在る生活を想う

          創作物というのは、何かを伝えるために少しだけ現実よりオーバーにしていることが多い。それに触れて、現実ではささやかで気づけなかった大事なことに気づかされることが往々にしてある。 漫画を読むのも映画を見るのも、現実世界で人と付き合うのもなんだか同じことの様な気がする。僕は、自分からは見えない相手のストーリーをいつだって大事にしていきたい。 ☆☆☆ 「サイケまたしても」という漫画を読んだのだ。 昨年まで少年サンデーに連載されていた漫画で、僕が思春期の頃「うえきの法則」という漫

        • 固定された記事

        わたしは今日、おなかがすきました

        マガジン

        • 日々と理性と感情と。
          15本
        • 今日の僕と音楽
          15本
        • バンドがいる暮らし
          5本

        記事

          しあわせのその日に ひとはなぜ震えて泣く

          2020年3月8日、恵比寿にて式を挙げてきました。 めちゃくちゃ楽しかったなあと、正直言葉にしてしまえばそれだけな気もする様な一日だった。あっという間だった。 準備してる時から当日を思うとすぐ涙ぐんでしまう様な状況で、前の日に不意打ちで友人から温かい言葉をもらったり、もう耐えられないであろうことはみえていたんだけど、まあやっぱり最後までは耐えられなかった。 そもそも無理だったのだ。控室にいる時に挙式場から聞こえてきた1001のバイオリンのリハ演奏だけでもう涙くんでいたし

          しあわせのその日に ひとはなぜ震えて泣く

          いつでも真っすぐ 歩けるか

          今日から恵比寿のホテルに泊まっている。もう日付が変われば当日になるわけだ。今嫁さんは色々自分の準備をしているが、それが終わればきっとその内「何してるの?」と聞かれるだろう。note書いてるとか言ったら多分ちょっと怒られると思うので、今のうちに勢いで書き切ろうかとは思っている。 割とバタバタしている。先程も一人キャンセルが入ったりして、別に僕らの周りがバタバタしてるわけじゃなくて、世の中がバタバタしてるんだよな。それだけなんだ。おまけに天気予報まで悪いし運がないなあなんて思う

          いつでも真っすぐ 歩けるか

          いつかなんだろう 今はもういつかなんだろう

          挙式の準備に追われている。計画的にできない性格の僕は、相当ひいひい言いながら直前に準備を進めている。まだ動画が完成していない。全然noteとか書いてる場合じゃない。でも今日はもういいや。明日死ぬ気でやろう。 落ち着いて、振り返ったら色々とまとめようとは思っているが、色々な大変が重なる時期だった。不運にもこのタイミングで人を集めるイベントを企画してる人間からすると、「不安」の伝播の早さにどうにも参ってしまったし、僕が大好きなSNSが間違いなくその一因であることもしっかりと感じ

          いつかなんだろう 今はもういつかなんだろう

          ここは途中なんだって信じたい

          まあまあ身勝手な人間なのだと思う。 甘えたがりだけど、結構ちゃんと恥ずかしい。 人に恵まれたとは自分でも良く思うし、実際に言われたこともある。 よくもまあこんなにもみんな優しさを惜しみもなく、と頭があがらなくなることがままある。 僕はよく、そうした優しさに触れた時に「返さなきゃ」と思うのだけど。 きっと返す相手はその人じゃなくてもいいのだと思う。 その日の僕みたいな人に返せばいいのだと思う。 最近は、閉じ込めておく愛を知った。 箱に入れて奥の方に置いておいて。 中

          ここは途中なんだって信じたい

          好きに消費し 好きにはたらく

          自由に働きたい。 多分殆どの人が一度はこう思ったことはあると思う。具体的に自由って何?とか本当に覚悟をもって出来る?とかそういうことはおいといて。「あーもうなんか自分のペースでやりたいな~」みたいな軽い気持ちはみんな抱いたことがあるはずだ。 実は本当に最近、僕はこのことについて考えだした。目下真剣に自分の生き方について悩んでいる最中なのだけど、みんなが自由に働くにはどうすればよいのか。 そんなことをぐるぐる考えている中、色々な点が繋がって、自分の中にシンプルな結論が出

          好きに消費し 好きにはたらく

          ユースレスマシン/ハンブレッダーズ

          わかりやすいモノだけが 答えじゃないから 僕らはまだ笑えんだ 時代遅れのガラクタで 静寂をシャットアウト たった一枚のディスクで 真夜中をフライト この先の人生に 必要がないもの 心の奥がザラつくような一瞬を 久しぶりにCDを買ってしまったバンド。このアルバムでトイズファクトリーからメジャーデビューということで、今後アニメのタイアップとか凄い増えそうでワクワクなバンド。 元々ふわーっと聞いてたんだけど、僕は銀河高速という曲で大好きになった。初期メンバーのギターの人がサポート

          ユースレスマシン/ハンブレッダーズ

          ペーパーロールスター/ドミコ

          グッバイ ペーパーロールスーパースター 好き嫌いをしていこう グッバイ ペーパーロールスーパースター ようは全然どうでもいい 昨日は友人と飲んだ。飲んで良かったのだと思う。本当に僕の中のしょうもないものに巻き込んでしまっただけだな、と思うけど、でも必要な時間だったのだと思う。彼女と僕は、多分環境形成は似てるが、元来の性質が違う人、というような事を考えている。 すぐに人に頼るくせに、僕は何もかも自分で決めている。何かが欲しいのじゃなくて、人と会うことは自分にとって自分を確認

          ペーパーロールスター/ドミコ

          音楽やめたい/鈴木実貴子ズ

          やめなくてもいい音楽を 探している 勝ち負けのない音楽を 探している 悔しくもならない音楽を 探している でもそんなの音楽じゃないとも 思っている 僕は命を、魂を削っている表現に圧倒されるんだけど、このバンドがまさにそうで。 これはちょっとライブ映像が圧倒的にいいのでYouTubeの映像を。 去年のライジングサン、オーデション枠に決まっていたけどまさかの中止になってしまったバンド。代わりに札幌のライブハウスでやったライブはとんでもなくぎゅうぎゅうだったらしい。 自分の全

          音楽やめたい/鈴木実貴子ズ

          ビューティフル/毛皮のマリーズ

          そして私は私より私と 呼ぶべきガールと恋に落ち なぜだか涙が止まらない これが正義じゃなくてなんなのだ 昨日の夜寝る時と、朝起きてぼんやり考え事をしている中で、何故だか涙が止まらなくなったので朝から聞いている。 別に悲しいから泣いてるわけじゃなくて。涙が出ること自体は疲れてるからとかもあるんだろうけど、単に挙式の準備をしていて感情が溢れてきたからだ。 とても沢山の人に関わってもらっている。ペーパーアイテムも親友に作ってもらい、昨日は二次会のバンドの練習があった。サークルの

          ビューティフル/毛皮のマリーズ

          Creation/ポップしなないで

          心の一部を切り取り離して みんなの前で はい召し上がれ 正気の沙汰ではないけれど 私これしかないから 今をときめくポップユニット。ドラムのかわむらさんはTHIS IS JAPANというオルタナバンドでも活動している(最近メジャーデビューした) キーボードボーカルとドラムの二人編成なのだけど、やっぱり鍵盤楽器の贅沢さ、というか担える役割の広さを感じさせられるユニット。 めちゃくちゃキャッチーで聴きやすい、言ってしまえば軽そうな曲なのに、後味がしっかりしてる、なんだか自分の中

          Creation/ポップしなないで

          16/andymori

          16のリズムで空をいく 昔の誰かに電話して 貰った花をまた枯らしながら 今度呑もうねと 嘘をつくのさ 仙台からの帰りの新幹線で、この文を書いている。 ナンバーガールのための旅行だったけれど、二人の友人と会った。 一人は果たして友達と呼ぶべきか、というくらいあまり会ったことがなかった友人。正直全く違う人間だと思っていたのだけど、どうして、何かしらかは重なったりするものだ。個々人の生きづらさなんて、本当に人が想像できるものではないね。どうしたら楽しくなるかなって真剣に考えると

          透明少女/ナンバーガール

          とにかく オレは 気づいたら 夏だった 今日はもう、この曲しかないんだ。なんでかっていうと僕は彼らに会うために、今日わざわざ仙台まで来ている。 思えば1年近く前のことだ。職場のパソコンでFacebookを開いているのだが、RISING SUNの出演アーティスト発表がタイムラインに流れていた。10バンドくらいの名前が並ぶ中に、当たり前のように、強調されるわけでもなく、普通に「NUMBER GIRL」の記載があった。 理解が出来なかった。ほんとに「え?」って声が出て、とりあえ

          透明少女/ナンバーガール