いつでも真っすぐ 歩けるか
今日から恵比寿のホテルに泊まっている。もう日付が変われば当日になるわけだ。今嫁さんは色々自分の準備をしているが、それが終わればきっとその内「何してるの?」と聞かれるだろう。note書いてるとか言ったら多分ちょっと怒られると思うので、今のうちに勢いで書き切ろうかとは思っている。
割とバタバタしている。先程も一人キャンセルが入ったりして、別に僕らの周りがバタバタしてるわけじゃなくて、世の中がバタバタしてるんだよな。それだけなんだ。おまけに天気予報まで悪いし運がないなあなんて思うけど、運の帳尻が合うように世の中出来ていることも僕は知っている。
いつでも人に対して情けなくなれる人間なのだけど、それを許容する人達が周りに溢れかえっているだけで、運が悪いなんて本当は言っちゃあいけないのだ。
予想もせず一足早いお祝いをもらってしまった。
人は予想してない時にもらったものはまともにくらってしまうわけで。
ちょっと逆に、ちゃんと読むと今は早くに涙腺が崩壊してしまうので、明後日にでもしっかりと読もうかなと思っている。
でも凄く思っているのは、人生で何度でも立ち返って読み返すものが一つ増えたということだ。
そういうものはあまり多くはない。卒業する時に友人が書いてくれた言葉や、未だにパソコンに保存してある大切な友人とのラインだったり、数える程しかない。
人生で奇跡と呼ばれるものは全て、数億個の意思決定の結果で導き出される唯一の結果だから奇跡と呼ばれているわけで、それらは奇跡だけど偶然ではない。偶然の様に思える意思決定の積み重ねが、誰にもわからない結論に自分を運んでいく。
僕にも何が僕を今のところに運んできたのかもうわからないけど、必然だと思い込みながら日々に落とし込んでいく。
思えば当たり前が多すぎて、大分もう失うのが怖いことばかりで生きているけど、こんなに増えていいのかなって、また少し怖くなってしまうくらいだね。
明日、大好きな友人にどうしても歌って欲しい歌を頼んでいるのだけど。
全く考えもしていなかったけど、今のこの状況に本当に聞きたい歌になったなあなんて、少しヒロイックな気分にすらなっている。
ああダメだな。考えるなんてもったいないな。明日はちょっと、馬鹿みたいにかっこ悪くなろう。