京急線 路線の概要と種別
京急線は、本線、逗子線、久里浜線、大師線、空港線の5つの路線から成り立つ。
本線は、品川から京急蒲田、京急川崎、横浜、上大岡、堀ノ内を経て浦賀まで至る路線である。逗子線は、金沢八景から逗子・葉山(新逗子)まで至る路線である。久里浜線は、堀ノ内から京急久里浜を経て三崎口まで至る路線である。大師線は、京急川崎から小島新田まで至る路線である。空港線は、京急蒲田から羽田空港第1・第2ターミナルまで至る路線である。
京急線は、品川より先は泉岳寺で都営浅草線に乗り入れる。この都営浅草線を介して、京成線や北総線にも乗り入れている。
次に、京急線で使用されている種別についてみていこう。
現在、京急線では普通、✈急行、特急、快特、✈快特の5つの種別がある。
普通:京急久里浜~三崎口間以外の京急線内の 全駅に停車。ただし、逗子線や空港線は、日中は普通列車の運用はない。
✈急行:✈急行は、羽田空港~逗子・葉山方面に向かう系統と、羽田空港~都営浅草線方面に向かう系統の2種に大別できる。
前者は、空港線内の各駅と京急川崎、京急鶴見、神奈川新町、京急東神奈川(仲木戸)、横浜、日ノ出町、井土ヶ谷、弘明寺、上大岡、杉田、能見台、金沢文庫、逗子線内の各駅に停車する。
後者は、空港線内の各駅と平和島、立会川、青物横丁、品川に停車し、泉岳寺から先は基本的には都営浅草線に直通する。
特急:特急は基本的には、朝と夜のラッシュ時のみ運転される種別である。本線の停車駅は、品川、青物横丁、平和島、京急蒲田、京急川崎、神奈川新町、横浜、上大岡、金沢文庫、金沢八景、追浜、汐入、横須賀中央、堀ノ内から浦賀までの各駅に停車する。久里浜線や逗子線、空港線内は全駅に停車。
快特:快特は、特急と異なり日中も運転される。都営浅草線方面~羽田空港、都営浅草線方面と品川~三崎口方面に大別できる。前者は基本的には北総or京成or都営or京急の電車で運用される。後者は、基本的に京急or都営の電車で運用される(例外として一日に一本だけ京成の電車が運用される)。停車駅は、本線が品川、京急蒲田、京急川崎、横浜、上大岡、金沢文庫、金沢八景、横須賀中央、堀ノ内である。久里浜線
は全駅に停車する。空港線内は、羽田空港第3ターミナル、羽田空港 第1・第2ターミナルに停車する。
✈快特:✈快特は、今までは京成や京急の電車が充当されていたが、2022年3月改正から都営の電車も充当されるようになった。停車駅は、羽田空港第1・2ターミナル、羽田空港第3ターミナル、品川に停車する。泉岳寺から先は、都営浅草線内に乗り入れる。基本的には、都営浅草線内は✈快特、京成線・成田スカイアクセス線はアクセス特急として運用される。
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