大海原の筏の上

こんにちは。yontageです。

たまたま見つけて参考になった記事。

この記事の中で野球を抜いたら何も無いではあまりよろしくない的なことが書いてあるんですが、共感できました。

会社勤めの頃から思っていたんですが、今の組織を抜けたり職種が無くなった時の自分って一体何者なんだろうって思うときが多々あります。

例えばこの先、今の業界で人材過多になったりAIに置き換えられてしまって職を失った時に、何者であるのかって考えさせられます。

そうやって置き換えられたりしないように、人材過多の中でも生き残れるように日頃から自分を高める努力が必要です。

って、口では簡単に言えるし、Amazonで技術書をポチるのは指先1タップだけなので出来るけど、いざ技術書を読むかと言われたら、物凄く腰が重たい。

どこに進みたいのかが自分に見えていないから、沢山ある技術の中で何を習得したいのかっていうのが無い。目指す先がないのに危機感だけで動ける人間がいるとしたら、その人はバイタリティが既に長所だと思う。

でも、広い海原の上の小さな筏の上で美味しいご飯が1年分あって、雨避けも風除けもあって困らないけど、でも周りには島も何も見えないからその食糧が無くなった時にどうするの?
美味しいご飯を1年食べて、先の憂いを気にせず幸せな気分で死ぬのか、憂いを解消できるように足掻くのであれば、前者の方が圧倒的に楽でほとんどの人間がそうするだろうけど、でも後者じゃ無いと生き残れない。

そもそも、そういう状況であるということに気づくだけの客観的目線が無ければいけない。筏の上が自分の部屋みたいな気分でいたら、ある日実は周りには何もない太平洋のど真ん中だったなんて、多分人生ではシャレにならない気がする。

だからこそ危機感持って過ごすべきなのに、ダラダラとネットサーフィンとかYoutubeとかゲームとかしたりして、よくないね。この文章書いてるのも正直ダラダラの一つかなって思う。思考整理も兼ねてはいるけど。

「取り組んでみたい技術のチュートリアルを進めてみる」
「自分のサイトを作ってみる」

とか、本当にそのレベルでいいんだろうなとは思っていて、それだけでもいくつかのライブラリやフレームワークに触れて作ればいいし。

なんでエンジニアをやっているかなんて、そんなの生活の為以外に無いし、他に同じくらい稼げる仕事があればこんな職種とっとと辞めたいんですけどね。
こんなモチベーションで、自己成長を続けなければいけない業界で生き残れるとも正直思ってないし。

この業界に来た理由は前も書いたけど、当時小説書いてて、自分でWEBサイト作ってそこに載せられれば自分で自由に表現できるなんて思ったけど、別に今じゃ小説も書いてないし。っていうかキャラクターコンテンツのWEBサイトも実務で出来たから、心残り無いし。

音楽も別に作ってないし。歌詞浮かばん、メロディ浮かばん。アイデアの鞄すっからかん(韻)

5年後の自分が年齢相応の立ち位置に付けてるのかなとか、10年後とかも含めてすごくこのままだと不安で、だから本当は企業勤めとかの方が地に足付けて安心して生きられるんだろうなとか思ったりする。

最初の記事の話に戻りますが、時間は有限で、今こうやって書いてる時間も他の誰かがもっと有意義に使ってるかもしれない。

小さな目標、大きな目標、その間の目標立てて、決めて、動いて、都度都度見直して、別に目指す先が変わるのは、自分で決めたなら別にそれでいいと思うし、ただ分かりやすい目印ってのは必要なんでしょうね。

ただ、そういう目標設定って本来は目指す場所から逆算して作るものなような気がしていて、そう考えると自分が目指す場所を見つけることからはじめないといけないかもしれない。

その規模で考えると、大きな目標には、「自分が目指す場所を定める」で、小さな目標は現状の職種のスキル改善とかになるのかな。

そういうのちょっと直近のやるべきこととして、考えてみよう。
個人的ヒロインオブヒロインこと凪あすのまなかちゃんも作中で主人公の光に言ってるんですよ。
「旗振ってね、ひーくん。そしたらきっと……みんな迷わない!」

人生の旗が無くて、大海原の筏の上で漂流しているような、そんな今日この頃。

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