体験型エンタメとしての海外生活の楽しさと、その「有効期限」について
初めて海外へ出た時の感情を今でも覚えている。20歳の時に人生初のパスポートを手に入れて、ドイツへ3ヶ月滞在することに決めた。3ヶ月は客観的にみて大変短い期間だったが、それまで一度も日本を離れたことの無かった僕にとっては、とても長いものに感じられ、あたかも大冒険に出かけるかのような気分だった。
出発前夜は成田空港のホテルに泊まった。当時は都内に住んでいて、お昼のフライトだったから、本当は前泊する必要など全く無かったが、初めて海外へ行くということで、念のためホテルに泊まったのだ