桶田さんの解散前の隠しメッセージ
フォークダンスDE成子坂が連載していた雑誌「ログイン」を国会図書館で見てきました。
桶田さんが隠しメッセージを仕込んだという話をしていたからです。
ちなみに国会図書館は無料で、過去の雑誌がイロイロ見れるのでオススメです。
雑誌名 ログイン 2000年2月号
コーナー名「フォークダンスDE成子坂の石頭」
タイトル「Nico & Bus」
これはニコトバス、つまり2個飛ばして読め、という意味です。
このタイトルがあって、2個飛ばしたら意味がわかる文章が書いてあるのですが、2個飛ばさないでそのまま読むと、
みくりなくせさぜいんかな、いこがさめいえきあ・・・
みたいな本当に謎の文章がずーっと書いてあるんです(10行くらい)。
これを許したイワハマさん、クレイジーです。最後だからかな。
だって、2個飛ばすことを解読しないと、単なる怪文書ですよ。いや、意味がわからないから怪文書にすらなってない。当時これ読んで意味わからなかった人も多かったんじゃないかなあ。
で、意味不明な文章を全部メモできない(国会図書館は写真とれない)ため、2個飛ばした文章を載せます
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みなさん、ながいあいだほんとうに「ありがとう!」
すなおにかんしゃしています。
しかし、まだおわかれではありません、いつものばしょでまってます。
けーたろー!!
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成子坂コーナーはそれぞれ執筆していて、渚さんは「こんな変なコーナーがよく続いたな」という感想とお礼でした。
おそらく解散に立ち会った女性マネのTさんも実名&顔出しで載っていましたよ。
いつもの場所っていうのは自吐でも語っていた「舞台」ということでしょうか。もちろん1人じゃなく、2人で待ってるよ、ということですよね。
いやー、しかし、この本当の文章って渚さんには伝わってたのかな?
誰にも伝えてなかったとか?だとしたらどんだけなんだっていう悔しさがまた。
自吐でも3cmの日記でも桶田さんは「まだ終わってない」「いつかまた渚と」という気持ちだったことがわかります。が、ほんのちょっとでも渚さんやTさんに伝わっていればなあ。
桶田さんが亡くなってあとの芸人さんや関係者のコメントを読んでみると、やっぱり素の桶田さんのキャラ(自吐のような)を知る人はほとんどいなかったんじゃないかなあ。
素を見せるべからず、という教育を受けて作り上げていったキャラクターが足かせになって周りが声をかけづらかったことや、村田さんから解散を2回宣告された心の傷や、若さゆえの意地みたいなものが、あったんだろうなあ。
でも隠しメッセージやその後の日記とかで伝えたかったんだと思う。
誰か間に入っていれば、違った展開になったかもしれませんよね。
<余談>
ログインはCD-ROMにラジオが収録されてたとのこと。聞いてみたいなあ。
国会図書館には日本で発売された雑誌がだいたい保管されてるので、小学生のときのコロコロを読んで、なつかしー!ってなったり、昔のサブカル雑誌を読んで、こんなの今だったら完全アウトだよな!とか思ったり、テンション上がる場所でした。
タイトルは「解散前の」って付けたけど雑誌は2月号で解散後、でも書いたのは解散前?だからいいのか? いいか!
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