フォークダンスDE成子坂 ラストライブレポート(営業)
キャッシュから発掘したので紹介したいと思います。
当時書いてくださった方(大和カムイさん?)、本当にありがとうございました(勝手に掘り起こして申し訳ございません、どうかお許しを)。
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1999.11.23 埼玉大学むつめ祭
今年度最後の学園祭。そして成子坂に会えるのもこれが最後だったなんて予想もしていませんでした。というかなんとなくわかってはいたんですけど。
国立の大学って初めて来たんですけど、さすがに学部が多くてあっちこっちでステージやらフリーマーケットやら出店やらやってて、目的地を探すのも一苦労でした。珍しく時間があったので焼きそばにありつけましたけど。
会場となった教室は後ろまでぎっしり。客層も幅広かったです。大きい大学だし無料だったのが良かったのでしょうね。開演前に実行委員が前説をしたんですけど、ステージ脇の扉が少し開いた時、桶田さんの姿が見えたんですよ。私のいたところがちょうど良かったみたいで。窓の外をじっと見てました。(何考えてたんだろう…?)
成子坂の登場。この日も帽子をかぶっている二人。「ダサイって言葉は埼玉からきてるんだよね。」という桶田さん。なんでも「だって埼玉」というギャグが元になっているらしい。でも埼玉県人はそう言われて嬉しいのでしょうか…?客席に猫がいたみたいで、渚さんは「猫おるし。」とか言ってたんですけど桶田さんは「かわいいなー」と喜んでいました。私の所からは見えなかったよう。
ネタはショートコントと不動産ネタと恋人紹介所。ショートコントは「合格発表」「ジョーズ」「宇宙人」「おばあちゃんの知恵袋」「 情報屋」など。「恋人紹介所」は渚さんが恋人紹介所に相手を紹介してもらいに行くというもので、桶田さんが店員というか職員。「貧乏な藤原紀香か金持ちのアジャコングかどっちがいい?」と聞いてくるんで、「じゃあ藤原紀香」って言うと「でもくっさいんですよ。」とかどんどん条件がついてくるので選べなくなってしまうんですね。ちなみに昔は「安室奈美恵」だったんですけど(^^)「不動産屋」は桶田さんが妙な不動産屋という設定。途中で桶田さんが渚さんに向かって口を「アー」って開けたもんだから笑いが止まらなくなってしまった渚さん。「お前ずるいわ!」相変わらず不意打ちが得意だなあ、桶田さん。そういやネタの合間に渚さんがイスを準備してたら桶田さんはなんとお客さんにお尻向けてしまいました。「お前つなげろよー!ビックリしたわ!」渚さんのお叱りが入りましたね。やっぱり辞める気でいたんだなあ…。
質問タイムもありまして。「なんでお笑いをやろうと思ったんですか?」という質問に対して渚さんは、「君の笑顔が好きだから。」(「滑っとるやないかい!」と自分でツッコむ)コンビ名については、えらい人につけられたそうで、あんまり好きじゃないって言ってましたけど。(ロバート・デ・ニーロからとったんですよね?確か。)わりと他の人につけられるコンビって多いんですねー。「月並みですけど今後の予定は?」(月並みっておい)という質問に対しては「特にないです。仕事なければ(お互い)会いません」ということでした。(私もこれからのこと聞きたかったんですよね)解散するとは言えなかったんでしょうねー。
さて、成子坂も見たし、帰るか…ということで、すぐにバスに乗って北与野駅へ向かったんですが。ここですごいことが起こりました!私が駅に着いた時、成子坂さんが乗ったタクシーもちょうど着たんですよ。すっごいびっくりした!!緊張しちゃって先にホームに上がって上から見てたら、マネージャーさんらしき人と一緒にやってきました。(よさこいのスタッフもいたような・・)ホームの一番奥まで行ってしまったので、遠くからずーっと見てました。結局同じ電車には乗ったんですけど。あの時声かけておけば良かった…と後になって後悔しましたよ。成子坂としては最後のチャンスだったから。
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この営業のあと、車で渚さんを送った武蔵小山で最後の別れになるんですよね。
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「月並みですけど今後の予定は?」(月並みっておい)という質問に対しては「特にないです。仕事なければ(お互い)会いません」ということでした。(私もこれからのこと聞きたかったんですよね)解散するとは言えなかったんでしょうねー。
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切ない!
大和カムイさんは解散後の村田さんの路上ライブレポやTHE 3cm~のライブレポも書いてくださっていて本当にありがたいです。警察に連行される渚さんも目撃されているとは。
そして元マネージャーの門間さんは路上ライブにもTHE 3cm~のライブにも足を運んでいたとのこと。はじめからずっと門間さんだったら、そしてもっと事務所のバックアップがあったら違った展開になってたんだろうなあと思うとこれまた切ないですね。
<余談>
当時のファンの方々の熱心さに胸を打たれました。勝手に発掘してすみません。まだまだ続けたいと思いますのでお許しください。
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