事前対策:「生き直し」ゲームの実際(10)職業選択
生き直しゲーム「職業選択」編の続きです。
中学校の同級生は中学生当時から将来像をしっかり持っていた人が多く、中学1年生の時のアンケートどおりの職業に就いた人がたくさんいます。
婦人警官になりたいと書いたある女子は、中学、高校と、体育系の部活に熱心に取り組み、望みどおり警察官になり、警察官と結婚しました。
勉強のほうは、熱心に取り組めばもっといい成績をあげることはできたでしょうが、警察官になるために必要なレベルを想定して、程々に押さえていたように思えます。
すべてが過去のこととなった今となって振り返ると、彼女は、潜在意識のレベルで、しっかり事前対策していたのだと思われます。
「将来これをやりたい」「こういう人になる」と決めると、潜在意識はまっしぐらにそれを実現するように働き続けますね。
これは恐ろしいほどのパワーです!
そして、夢の実現に必要なことは何なのか、逆算して自分の行動を選ぶという生き方をしていくようになりますね。
事前対策という知恵が発動するのも、心が定まってからなのですね。
まずは心を定めること、将来の職業についてはっきりしたビジョンを描くこと。
これが無理無駄をできるだけ少なくすることにつながります。(極意塾投稿No.454)