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相手の心の動きをキャッチする極意:鼻の辺り理論
人と話をするとき、誰が相手でも緊張もせず、しかも相手の話がよく聴き取れて反応もタイムリーなものになり、好感を持たれるようになったら素晴らしいではありませんか!
そういう技があります。今すぐできる簡単な技です。
それは話をするとき相手の「鼻の辺り」を見ることです。
これは私がメンターと仰ぐ藤平光一師の教えです。
よく「目を見て話せ」と聞いたものですが、目を見ると睨みつけたきつい表情になるばかりでなく、押されると簡単にぐらつくほど心身が乱れます。←実験済み(笑)
鼻ではなく鼻の辺りです。
鼻の辺りを見ると、顔をはじめ相手の全体が見えて、相手の心の動きが手に取るようにわかるようになります。
相手の心の動きがわかるから、話がよく入ってくるようになり、反応のタイミングが良くなります。
鼻の辺りを見ていると、表情が柔らかく包み込むような感じになります。
鼻の辺りを見続けていると、注意が逸れることはなく、相手には集中してしっかり聴いているように感じられます。
わたしはカウンセリングの仕事を長くやっていましたから、相手のどこを見て話すかについては真剣に考え研究しました(笑)。
この鼻の辺りを見る技を会得してから(およそ誰でもすぐ出来ますが 笑)カウンセリングにも自信が持てるようになりましたし、相手の方も話しやすくなったと思います。
横綱千代の富士も藤平光一先生のお陰でこの技を会得してから格段に強くなりました。それまでは相手を睨みつけて威圧していましたが、自分自身も氣が滞って力みにつながっていたようです。
相手の鼻の辺りを見る。およそ誰でも、すぐに簡単にできることですが、たったこれだけで、知らない人や偉い人、苦手な人と話すストレスは大いに減り、むしろそれが楽しいこととさえ思えるようになります。←体験です
人と接するとき相手のどこを見るか?
接客業でもこれは極めて重要なテーマだと思いますが、ぜひこの「鼻の辺り理論」を試してその威力を体験していただきたいものです。
(極意塾投稿No.058)