見出し画像

氣心が通じる楽しい会話にする:そっと物真似理論(2)

話をしているうちに、徐々に、なんとなく親しみが湧いてきて、別れる頃には、ぜひまた会って話をしたいと思うようになっている……。そんなことが簡単にできたら素晴らしいではありませんか! 

 そっと物真似理論には、さらに上があります。 相手が好きなこと、相手がやっていることを、こちらもそっと氣付かれないように真似てやり続けてみるのです。

 相手がタイ料理が好きなら、こちらもそっと氣付かれないようにタイ料理を食べてみる。

 相手がプロ野球の日本ハムが好きなら、こちらもそっと氣付かれないように日本ハムの試合を観に行き選手のことやチームの成績などを調べる。

 相手が西部劇が好きなら、こちらもそっと氣付かれないように西部劇を観てみる。

 相手がブルー系の衣服が好きなら、こちらもそっと氣付かれないようにブルー系の衣服を着る。

 相手がモーツァルトが好きなら、こちらもそっと氣付かれないようにモーツァルトを聴いてみる。

 相手が卓球が好きなら、こちらもそっと氣付かれないように卓球をやってみたり卓球の試合を観に行ったりする。 

‥‥このような感じで、延々と、そっと氣付かれないように、相手が好きなこと、相手がやっていることを真似てやり続けてみるのです。 

 こういうことをした後で話をしたなら、話に花が咲き、親しい間柄になるのは当然の成り行きです。

 反対に、親しくならないようにしたいなら、これの反対のことをやり続ければ即大成功間違いなしです(笑)。

 相手が好きなこと、相手がやっていることをけなしまくり、無視しまくり、けっして同じことをしないようにし続けるのです。どういう結果になるかは、想像するだけでもわかるでしょう(笑)。ただし、こういう實験はしない方がいいでしょう(笑)。(極意塾投稿No.054) 

いいなと思ったら応援しよう!