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氣心が通じる楽しい会話にする:そっと物真似理論(3)

話をしているうちに、徐々に盛り上がって親しみが湧き、その後ずっと好かれ続けて、よい関係が続く……そんなことがとくに頑張ることもなくできたら素晴らしいではありませんか!

前回、相手の好みや行動を真似てみるとよいという話をしました。
なにもそこまですることはないと考え、今までと同じ行動をとり続けるのが多くの人々のほとんどいつものパターンですね。

自分の趣味嗜好や行動は変えず、それでもなおかつ相手から親しみを持ってもらえるようにする技があります。

それは、ひとつ上のランクのところで共通していることを確認し合うことです。

相手がイタリアンが好で、こちらはフレンチが好きなら、お互いヨーロッパ系の料理が好きですねえと言っておく。
相手がプロ野球の日本ハムが好きで、こちらはヤクルトが好きなら、お互いプロ野球が好きですねえと言っておく。
相手が聖書をよく読んでいて、こちらは仏教書をよく読んでいるなら、お互い宗教の勉強をよくやってますねえと言っておく。
相手がブルー系の衣服が好きで、こちらは紺系の衣服が好きなら、お互い衣服のカラーにこだわりを持ってますねえと言っておく。
相手が80年代ポップスが好きで、こちらは日本民謡が好きなら、お互い得意のジャンルがありますねえと言っておく。
相手がモーツァルトが好きで、こちらはバッハが好きなら、お互いクラシックの大家が好きですねえと言っておく。
相手が卓球が好きで、こちらはゴルフが好きなら、お互いスポーツの趣味があっていいですねえと言っておく。

このように言われて氣分を害する人はいないでしょう。お互いの個性を尊重し合って、いい雰囲氣になるはずです。
(極意塾投稿No.054)


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