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嘘やデマを簡単に見破る極意
嘘やデマに惑わされず、いつも正しい情報を得ることができたら素晴らしいではありませんか!
世の中には、嘘やデマが溢れています。
マスコミの情報もコントロールされていて、ほとんど大本営発表とおぼしきお粗末さも珍しくありません。
インターネット情報は、真偽を問わず、情報の洪水招待です。
先ほど偶然ラジオを聞いたのですが、その中で「嘘情報で溢れているから、エイプリルフールの冗談がちっとも面白くもない」というような話がありました。
ある意味、今の世の中を象徴しているコメントですね(笑)。
こうした中に生きていて、本当のこととウソやデマを瞬時に正しく見分ける技を身に付けていないと、とんでもない被害を被ってしまう危険が至る所にありますね。
嘘やデマを簡単に見破る極意:情報の全体を把握する
情報は、「何は、何である」の主語+述語が基本です。
しかし、「誰が、『何は、何である』と~した(言った、書いた等)」と理解しないといけません。
さらには、「誰が、いつ、どこで、何を根拠として、『何は、何である』と~した(言った、書いた等)」というように、全体を把握して初めて正しい情報になり、その時点で嘘やデマを見破ることができます。
誰が、何を根拠に言ったのかを見過ごして、『何は、何である』だけを信じ込むとひどい目に遭います。
例えば、『2年後には宇宙旅行が10万円で出来るようになる』という話があったとして、これを全体理解すると、例えば、
「のび太が『2年後には宇宙旅行が10万円で出来るようになる』という夢を見た」となるとウソやデマからかなり離れます。
「友だちの鈴木君が、漫画の中に、のび太が『2年後には宇宙旅行が10万円で出来るようになる』という夢を見たというシーンがあった、と言った」となると、さらに安全圏に入ります。
さらに、「友だちの鈴木君が、漫画の中に、のび太が『2年後には宇宙旅行が10万円で出来るようになる』という夢を見たというシーンがあった、と言ったので、調べてみたが、そういうシーンは無かった。聞き直すと、鈴木君の4月1日の冗談だった」となると、『宇宙旅行が10万円で出来るようになる』という話を即座に信じ込む人とは、まったく違った情報体系を持つこととなります。
このように情報の全体を把握するのが、嘘やデマを簡単に見破る方法ですね。
そのためには、いつも「それは誰が、何を根拠に言ったのか?」と問う習慣をつけると、そう簡単には騙されなくなります。(極意塾投稿No.017)