本はノートを兼ねる
(中学生向け極意塾:今の私が中学生だった私にアドバイスするというシリーズを掲載しています。)
私は中学生の頃は、本に何かを書き入れるのはよろしくないものと思っていた。
そんなことはない。
もちろん自分の所有物に限るが、本にはどんどん線を引き、メモを書き入れなさい。
線も、赤、青、二重線、黄色マーカー、……どんどん引いていい。
それは後で読むときに、俄然活きるからだ。
二度目は、線が引かれた部分だけ読むとか、その部分についての感想を書き込みながら読むとか、様々な面白い読み方ができるようになる。
メモが書かれていれば、なお面白い。
自分のメモへの反論を書いたりしておくと、さらに面白い読み物になっている。
そうすると、読書が何倍も楽しくもなり、役立つものにもなる。
遠慮するな。本とノートを一体化させてしまうのだ。