スポーツは楽しめれば充分と思え(2)
(中学生向け極意塾:今の私が中学生だった私にアドバイスするというシリーズを掲載しています。)
生涯を通じて、スポーツとどう関わりたいのか。
それを考えるのが第一だ。
そしてそれに基づき長期プランをたてるのだ。
単純に、こうありたいという願いで十分だ。
もし67歳になった私が13歳の君にアドバイスするなら、将来のスポーツとの関わりを見こし、中学時代はしゃかりきにならず、基礎体力をつける時期と心得るよう促したい。
君は、小学6年生のとき、家の前から裏山を一周する4.8㎞の道を2ヶ月間毎日走っていた。
当時はほとんど舗装されていなかったから、実質、5㎞ちょうどくらいあったろう。
あのランニングを再開し、中学卒業まで続けることを勧める。
陸上のトレーニングと思わず、半ばジョギング程度に走るのだ。
もちろん時には全力で走ってもよい。
そうすれば、怪我もせず、およそどんなスポーツにも必要な土台が作られ、何をやるにも私より数段上のレベルでこなせるようになるだろう。
生涯、走ることを趣味とし、例えば、旅行先でも早起きして10㎞ほど走ってくるといったことを楽しむ人になれるだろう。
生涯、スポーツマンとの評価を受け、自分でもそれを自認できるようになるだろう。
それに、中学時代でも、少なくとも駅伝の選手には選ばれるくらいの走力は付くだろう。
全人生のスパンでものを考えると、こういう結論になるよ。
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