もっと楽に賢く安全に生きる極意:運転するが如く理論(6)「経済速度で走る」
もっと楽に賢く安全に生きていけたら素晴らしいではありませんか!
自動車には、それぞれ最も燃費がよい速度がありますね。経済速度というものです。
速すぎても駄目、遅すぎても駄目。
その車に合った、この速度で走るのが最も燃費がよく安全で快適ですよ、というその速度!
人の活動にも、経済速度というものが有るだろうな、と思います。ものごとがすべて順調に流れやすくなるような速さ。
しかし、これは個人差が大きいものでもありますね。
何でもテキパキと素速くやらないと氣が済まない人。ひとつひとつじっくり取り組まないと力を発揮できない人。……かなり差があるところのようです。
自分自身の経済速度を自覚できている人は強いでしょうね。
わたくしは、どちらかと言うと、素速くやることが美徳と無意識にも思っていました(笑)。
短時間で多くの正解を出す、知能検査のようなものは大の得意でした(笑)。
しかし、自分の力を十全に発揮できる速度というのは、自分が思っていたよりも、はるかにゆっくりしたペースだったようです。
そんなことに思い至るのも、かなり年数が経ってからのことでしたが(笑)。
すぐれたコーチというのは、ひとりひとりの経済速度を理解しているのでしょう。
自動車の運転同様、早く出発して、経済速度で無理なく走行するのが賢いですね
無理に飛ばす必要なんて更々無いのが良いのでしょう。
生きるのは、知能検査を受けるようなものではありませんから(笑)。(極意塾投稿No.339)