生涯は中学時代に決まる!
(中学生向け極意塾:今の私が中学生だった私にアドバイスするというシリーズを掲載しています。)
振り返ってみると、私がその後心から親しみ楽しんだものの原点は、ほぼほぼ中学時代にあった!
中学1年のとき、私は次兄が持って来たサイモンとガーファンクルのレコード、『サウンド・オブ・サイレンス』『ミセス・ロビンソン』に徹底的な影響を受けた。
兄たちが買ってくるレコードは、片っ端から全部何度も聴いた。
→ 今、私の部屋には、サイモンとガーファンクルの全CD、ビートルズ、ローリング・ストーンズはじめ、様々なジャンルのCDが並んでいる!
兄が東京から帰ったときに持って来た3,000円のギターは、中学時代ずっと弾いていた。
→ 学生時代、なんとギターのサークルに入ったよ(笑)。
→ 今、部屋には四本のギターが並んでいる。
やはり中学1年のときに、加藤諦三の『俺には俺の生き方がある』を読んだ。その衝撃は強烈だった。
→ 自己啓発系の本は数千冊読んだのではないか。今もその系統の本を読んでいる。
→ そもそもこのNOTE投稿も、その延長線上にあるものだよ。
中学1年まででやめてしまったが、将棋の本を読み、盤に並べての研究もよくやっていたものだ。
→ 三十代で体調不良に陥ったとき、すっかり忘れていた将棋を思い出した。そしてちょうどいい氣晴らしになって、救われた思いがしたものだよ。
他にも多々有る。
こうした中学時代に心から親しみ楽しんだものは、六十代の今も心から親しみ楽しめるものばかりだよ。
もちろん、歳を重ねるにしたがって、広がりも深まりも出る。
だから、良いことは何でも一度はやってみなさい!
良いか悪いかわからないことでも、それをやった人の様子を見れば大体のことはわかる。
中学時代には必ずしもたっぷり味わうことはできないかも知れない。よくはわからないこともあるだろう。
それでもいい、少しだけでもいい、「世の中にはこんなものもあるんだな」と認識するだけでもいい。
それは、やがて一生涯の趣味となるきっかけになるかも知れないよ。
だから、先入観なぞ持ち出さず、素直に浴びておきなさい。
中学時代に、将来の楽しみの種を植えておく……人生を豊かなものに
する極意だ!