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〆切より開始時間を意識する(1)
いつも余裕たっぷりのいい氣分で過ごせたら素晴らしいではありませんか!
わたくしは「死ぬほど時間を守る人」を自認し、そのことで相当の自己変革を手にしたと思っていましたが、ふと氣付いたのですが、電車に乗るにつけても、ギリギリになって最後は急ぎ足になったりしているのでした(笑)。
そこで、例えば、八時までに家を出なければいけないとき、「八時までに出発」と意識するのではなく、十分にゆとりがあるように「七時十五分に準備開始」と意識するようにしたら、いつも余裕たっぷりのいい氣分で過ごせるようになっていました!
この「いついつまでに」という〆切時間を意識するよりも、その準備を開始する時間を意識したほうがよいということ……「当たり前じゃないか!」「子どもの時から躾けられてそうしているよ!」と言われそうです(笑)。
わたくしもそうしていた積もりでした。
しかし、本当はそうではなかった原因を思うと、やはり「準備開始時間を定める習慣」を完全にものにしてはいなかったからだと氣付きました!
この準備開始時間を定める習慣の効果たるや、わたくしにとっては劇的なものでした。
なにせ、事に当たって、急ぎの心が無くなって、周囲の事に氣を向けるゆとりがあるのがいつものことになったからです。
最近の流行語で言えば「これってスゴくない!?」といったところです(笑)。
本当に人に健康・成功・幸福をもたらすものは、こういう身近なところに常に存在しているように思われてきます。(極意塾投稿No.348)