ライバルの成功を祈る(1)
ゴルフにとても詳しい方から、興味深いお話を聴きました。
それは、タイガー・ウッズ選手は、相手がそのパットを沈めてしまえば自分が負けてしまうという状況でも、相手のパットが最高の軌跡を描いてカップに入るイメージを持つのだそうです。
相手が失敗するのを願ったのでは、その失敗のイメージが自分のプレーに影響してしまうからだそうです。
成る程と思ったものですから、極意塾塾頭としては、さっそく周囲の人のパフォーマンスを見るときに、それが最高にうまくいくことを心から願うようにしました。
あたかも、自分自身がそれをやっているものとして見ますから、最高にうまくいくことを鮮明にイメージします。
すると、誰に対しても、いつも心から応援している自分がいることに氣付きました。
その度ごとに、プレッシャーやフラストレーションから解放されるような、すがすがしい氣分になりました。
そこに居る人が、味方であれ敵であれ、勝負を争っている相手であれ、最高のパフォーマンスをイメージして見守る。
これは、およそ誰でも、すぐに簡単にできることです。
この心の習慣で、自分自身のパフォーマンスが向上し、人間関係もよくなり、ストレスが減り、幸福度が高まるならば、これは極意ですね!(極意塾投稿No.470)