![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/78237810/rectangle_large_type_2_9436234a7a38a8c8a06690b85559c3bb.jpeg?width=1200)
時間は未来から過去に流れる!? (2)
いつも先が読めて、危険を回避し、チャンスをものにできたら素晴らしいではありませんか!
前回の投稿と重なりますが、非常に重要なことなので繰り返します。
時間についての認識が、「時間というのは過去から未来に流れているのではない。未来から来て、現在を通り過ぎ、過去に流れていくものだ」と変わってから、私の精神生活はがらりと変化しました。
思いが未来にシフトしました。
過去にどうだったか、今どうなのか、それも大切だけれども、これからどうなるのかを大いに思い考えるようになりました。
実は、私は過去を回想するのが大好きな人でした。
過去のことは、登場人物がすべて出そろっていて、ストーリーもできあがっています。なので、映画でも観るように、細部まで再現できます。
私は、いつも少年時代の思い出に耽っているうちに、郷愁にかられて神経衰弱とはこういうものかと思うような状態になってしまったことがあります。
川に架かっている橋の上にいると、水は上流から来て、橋の下を過ぎ、下流に流れていきます。
流れ過ぎた水はけっして戻って来ることはありません。
しかし、上流からは次々と新しい水が流れ込んできます。
過ぎ去ったものはもうどうしようもありません。ということは、もうどうでもよいということですね(笑)。
それよりも、これから起こる事のほうがよほど大事です。
要は、過去よりも未来に氣を向けるということですね。
きわめて単純なことですが、この心の使い方によって、何を思うか、何に氣付くか、何に興味関心が向くか、何をしたくなるか、実際に何をするようになったか、……そうしたことがすべて激変しました。
人生が変わりますネ(笑)。
これは、やってみて思うことですが、未来を心配することでも、過去を否定することでもありません。
自動車の運転に例えるなら、前方をよく見るというほどのことです。
時間についての認識が変わるだけで、いつも先が読めて、危険を回避し、チャンスをものにできるようになるなら、これは極意ですね。