人は勝手な解釈をしてしまう
最近つじ田に行ったときに「つじ田 つけめん流儀」を読んで、人は勝手に解釈するんだなと思った話。
何かというと、昨年7月頃につじ田の創業者が「つけ麺で麺だけ食べない」と言ったことでYoutuberのSUSURUさんは「店の食べ方に麺だけで食べると書いてるじゃないか」とキレた。席に貼ってある「つじ田 つけめん流儀」には、
まずは、すだちも黒七味もかけずにそのまま食すべし
三分の一食べ終わったとこで麺にすだちを絞り、よく混ぜてから食すべし
そして、残り三分の一になったら麵に黒七味をふり掛けて食すべし
最後はスープ割でしめるべし
と書かれている。SUSURUさんは最初の「すだちも黒七味もかけずにそのまま食すべし」と書いてあるのだから麺だけで食べると思ったらしい。この解釈が間違ってることに気が付くでしょうか?
この流儀には「麺をスープににつける」とは書かれてない。「麺をスープにつけるのは当然」という前提で書かれている。なので「食すべし」の前に「スープに麺をつけて」を補うのが正しいのである。が、それにもかかわらずなぜか最初だけスープにつけないと解釈してしまってる。彼の解釈で食べるのであれば「最初は何もつけずに麺を食べ、次にすだちのしぼり汁をかけて食べ、その後、黒七味をかけて食べる。最後に一切麺をつけてないスープをスープ割にしてしめる」となる。
まあ、つけ麺はスープに麺をつけて食べるものなのでわざわざ「スープにつけて」なんて書く必要は無いのだ。麺だけで食べてほしければ「麺だけ」と書く。まあ、つけ麺食べるのに「毎回、最初は麺だけで食べるか?」ってのが正直なところ。ちなみに個人的につじ田はラーメンの方が好きです。