0139:やくみん覚え書き/文筆の道
退職後は家業第一、司法書士試験第二のつもりでいる。第二と競り合う第三が文筆の道だ。
知人に地元大手を早期に退職して文筆・講演の道に転身、見事成功している人がいる。また別の知人は、自分の起こした企業を部下に託して退職し、これも文筆・講演で引く手あまたの状況にある。二人とも自分の専門分野があり、その分野での発言が役所を含む大手から引き合いがあるわけだ。
私に専門分野はあるか。複数ある。それは社会から引き合いのあるものか。ある。実際に声を掛けてくれそうな存在はいるか。「くれそう」というレベルなら複数いる。でも、アテにすることはとても危険だ。誰も私のこれまでを知る人のない場所で、文章だけでどれだけ訴求できるか。noteはその試みの場所だ。
4月になったら小説「やくみん」を始める。脳内でキャラクターとストーリーを練る中でテーマがぼんやり見えてきた。そのひとつのキーワードが「理性と情動」だ。この両者の関係を描くための強力なモチーフを複数、物語にちりばめることになる。夫婦の愛情表現、暗黒啓蒙などのダーク系思想、武術、凡庸な悪、オタク、文化人類学(これは「やくみん」のタイトルに関わる)……役所を主要舞台とした物語の中にこうした様々な要素をどのように配置するか。破綻のないようにじっくり考えよう。
本日のヘッダ画像は東京都品川区・銀座いし井五反田店のつけ麺。料理系写真を含めれば当分ネタに困らない。
■本日摂取したオタク成分
『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』記録し損ねていたけれど本編は最後まで観た。本作も本編で作り上げた世界の上に安定の展開。まだまだ作れそうだな。『シュガー&シュガー』第15~最終話、笑える音楽バラエティ、最後まで愉しめた。ワムから鳥肌実へ。付いて来れない人もいっぱいいるだろうね。