広末涼子は人権擁護委員会に救済要請を - 家族の一員なら助けてやれ
広末涼子に対するバッシングがひどすぎる。もう二週間以上になるだろうか。異常だ。週刊文春の醜聞記事が 6/7 に出て、ツイッターでトレンド1位になった。そこからずっと一週間ほど、トレンド欄に上がったままの状態が続き、ヤフートップのニュース一覧もこの関係の記事で続々と埋まって行った。現在も(6/23)その状況が続いていて、二週間以上、すべての話題や時事を押しのけて、広末涼子を叩きまくる記事をヤフーが満載させている。うんざりさせられるし、どう考えてもやりすぎで、42歳の広末涼子が気の毒になる。私はこうした芸能関係の情報に疎く、関心が薄く、この問題の事実関係に詳しくない。広末涼子の不倫記事も、騒動が始まってから3本か4本しか読んでおらず、全体の5%も目を通していない。
したがって、問題の全体像を理解しているわけではなく、以下の主張が絶対に正しいと言い張る自信はない。ただ、いくら何でもやりすぎで、時間を追うほどにバッシングが過激で狂暴になっている。一向にやまない。叩く連中が憎悪で目を血走らせ、虐待の快楽に酔っていて、広末涼子を一方的に追い詰めて苛めている。バッシングと言うよりハラスメントだ。集団リンチの暴力に等しい。擁護する声は弱く、かぼそく、芸能スキャンダル情報一般のバランスと節度を失っている。彼らは、広末涼子を引退に追い込むことが目的なのだろうか。リンチ暴力の犯罪に見えるし、狂気としか言いようがない。心配なのは、広末涼子のメンタルが壊れないかだ。弁護士はサポートしているのだろうか。相談して守ってくれる人間はいるのだろうか。
日弁連のサイトに人権擁護委員会の案内がある。法務省のHPに法制度の説明がある。的外れな意見と提案かもしれないが、これを利用できないだろうか。誰か有能な弁護士が、できれば高知弁護士会所属の女性弁護士がアドバイスして、このスキームを活用し、彼女を法的に保護するのが望ましい。事は緊急を要する。有志の勇気ある者が動いて欲しい。今の状況は、言論の自由の限度を超えた悪質なバイオレンスだ。取り返しがつかない事態になる前に、防護と救援の態勢を作らないといけない。無秩序な暴力を止めないといけない。不倫は不法行為であり、正当化はできない。だが犯罪とは違う。大麻などとは違う。犯罪をやったわけでもないのに、ここまで過度に責任追及の鞭が打たれるのはおかしい。迫害であり、人権蹂躙だ。
高知県は広末涼子に世話になってきた。今もよく貢献してもらっている。なぜ、県知事がマスコミの前に出てきて擁護論を言わないのだろう。目に余るペンの暴力を牽制し、バランスを作る一方の分銅になろうとしないのだろう。広末涼子は高知県のシンボルではないか。象徴がかく傷つけられて、執拗かつ熾烈に傷めつけられて、高知県の知事と県民はどうして平気でいるのか。何年か前、TBSの安住紳一郎の番組に出演し、包丁でトントンと器用にショウガを刻み、得意のショウガ料理を披露する場面があった。ブランドである高知県産ショウガの宣伝に一役買っていた。放送の効果は大きく、市場に好影響を与えただろう。広末涼子はとにかく人気がある。男女を問わずファンが多く、一挙一動に注目を集める。特別なキャラクターだ。
今回も、発端から一週間ほどは、あのツイッター・トレンドの怒涛を見て、これが広末涼子の人気なんだなあと、その凄まじさに恐れ入っていた。一週間もすれば収まるだろう、CMを降板させた社(電通)も、一年も経てばまた起用するだろうと、楽観的に見ていた。だが、二週間目からは、何かが違うという違和感を覚えるようになった。マスコミと業界の一部が、広末涼子を徹底的に貶め、人格否定し、あわよくば女優廃業に追い込もうとしているのではないか。二週間目から、ヤフートップで目に入る広末涼子の印象が、だんだんネガティブなものに変わってきた。一週間目はそうした感覚はなかった。が、二週間目は、enough、too much と感じるようになった。メディアの権力(影響力)は恐ろしいものだ。拒絶感が自然に醸成される。
国民全体を広末涼子叩きに扇動し、暴力行使の協力者にさせて行く。リンチ暴力を正当化して行く。歯止めがない。その点、マスコミ以上にネットは残忍で危険で無責任だ。