“わかりやすいコンテンツ”で学んだあなたが、払っている犠牲とは?(実践編)
こんにちは。米川(@yoneshi0320)です。
本noteは、これから新しい勉強やインプットをしようと思っている方へおすすめの内容です。今回は、理論編を踏まえた実践編。
理論編が未読の方は、以下よりどうぞ。
30秒で読める、本noteの要約
目指せ、3:2:5
無駄が無く、魅力的なバーチャル上の身体を作るために必要なのは、PFCバランスの良い情報収集。では、一体なにをすればいいのか?
結論、必要なSTEPは2つだけ。
現状のインプットにおける、PFCバランスを可視化する。
PFCバランスで、3:2:5を目指す。
具体的に解説します。
言葉で現(あらわ)す
1.では、直近1-2週間で得た情報の、PFCの割合を書き出します。たとえば、1日のインプットが1時間。うちNewsPicksなどのニュースアプリ20分、娯楽のYoutubeが40分だとすれば、Conversion :C=20分、Funny :F=40分。
通知に気をとられないため、書き出すのは紙(ノート)とペンがおすすめ。ですが、(集中できれば)PCやスマホのメモアプリでも構いません。
iPhoneなら「設定」のスクリーンタイム、Androidなら同じく「設定」のDigital Wellbeingから、各アプリの日別/週別の使用時間をみられます。
大事なのは、言葉や数字で書き現すこと。なぜなら、ひとは頭の中にある情報を、うまく”思考”できないから。”記憶”から情報を”記録”として抜き出すことで、思考に脳のリソースを割くことができます。
消化・吸収に必要なエネルギー量が違う?
1.で1−2週間分のPFCが可視化されたら、その割合は3:2:5を目指す。物理面の身体も、ボディメイク(=筋肉量をそのままに体脂肪量を減らす)には、この割合が目安です。
おそらく、可視化した直後はFやCの割合が多いでしょう。その場合の原則は、Fを優先的に減らす。なぜなら、同じ1分でも、消化・吸収する時に使われるエネルギーが違うためです。
PFCには、食事誘発性熱産生(しょくじゆうはつせい ねつさんせい)なる特性が。簡単にいえば、PFCそれぞれの消化・吸収につかうカロリーを指します。
つまり同じ量のインプットでも、最も消費カロリーが低く、かつ保有カロリーが高いのが、F。ゆえに、贅肉になりやすいのです。
1万分の1しか、インプットできていない
ではPの割合を高めるためには、なにが必要でしょうか?
簡単にいえば、現場体験。特定の人と直接話す、特定の場所に行く、風景や絵画を観る、ネット記事や要約動画の原典を読む、etc.
一説には、わたしたちの周りに毎秒200万bitの情報が。しかし、その1万分の1以下、毎秒134bitしか、自己認知できません。残りの199万bitを少しでも五感を通じて取り入れる。これがバーチャル面でもっとも引き締まった身体をつくる、インプットです。
chat-GPTやMidjourneyは、与えられた問いに答えを出すのは非常に優秀です。が、そもそも自らデータになっていない情報をとりに行き、問いを生み出す。ここはまだ、人間にしかできない領域です。(近い将来は、それすらも可能かもしれませんが。)
金もねえ、時間もねえ
とはいえ、どこかに行くお金も、時間もない方もいるでしょう。その方はまず、”1.現状のインプットにおける、PFCバランスの可視化”に注力しましょう。
2011年のアメリカ栄養会誌(Journal of Academy of Nutrition and Dietetics)の論文では、モニタリングと体重減少について報告した22の研究をメタ分析。一貫して、有意な関係ありと報告しています。
日頃のインプットを書き現す。それだけで、バーチャル面で理想の身体が手に入るとしたら?
まずは昨日1日だけの記録から、はじめてみませんか?あなたのその一歩を、ぼくもかげながら応援しています。
30秒で読めるまとめ
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
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次回は2023年5月16日(火)更新予定
よろしくおねがいします。
がんばるぞ。
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