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L:1 帰国してから適応障害など(1/3)

2022年も10月になった。ようやく、今年は2021年ではなく2022年だということに慣れてきたと思ったら、それもあと3ヶ月弱だ。

この文章はnoteで公開しているものの、私のことを知ってる人向けの近況報告的なものになるので、背景情報の少なさはご容赦を。
長文になったので3回に分けてお届けします。

実家にて、父と犬と

サウジアラビアから帰国して実家に戻ったのが今年の1月。

前回の一時帰国から1年半ぶりに実家に戻り、父と犬(11歳)との生活が始まった。この時、私は次の仕事は決まっておらず、1,2週間休んでから就職活動をしようと考えていた。

6年ぶりの日本での生活を楽しみにしていた。人に会ったり、出かけたり、買い物したりといったやりたいことをリストにして楽しみにしていた。
ところが、実家に帰ってみると、私と父のコロナに対する警戒感に差があることに気づいた。私もなかなかの警戒・慎重派だったのだけど、父はそれを超える警戒感を持っていた。私は極力、外部との接触を避けるように求められた。

まぁ、ここは父の家だし、私は居候なので父の言うことに従い、おとなしく過ごしていた。仕事が決まれば、実家を出て一人暮らしをするつもりだったので、しばらくの辛抱だと思っていた。

しかし、これが結果的に半年続くことになり、内向的な私でも少しうんざりした。人に会わないのはあまり気にならなかったのだけど(笑)、人が多い所に行くのも父がいい顔をしなかったので、外をぶらぶらできないのは地味にストレスとなった。

1年半ぶりに、実家に戻ってきてみると、父も犬もまた、少し老いていた。特に犬の方は歩くスピードが一段とゆっくりになり、部屋のソファに飛び乗るのに失敗したり、ボール投げの回数も少なくなり、よく眠るようになった。父も似たような感じだ(笑)二人?はいつも一緒だ。老人と老犬の一日は、とても緩やかで毎日が同じであればあるほど尊い。すぐに曜日感覚がなくなった。

父と犬との生活は楽しかったものの、こういう生活をするのには、自分はまだ若いと数週間過ごしていて感じるようになった。
早々に仕事を見つけなくてはと思った。

仕事探し

就職(転職)活動の大きな方針としては、

  1. 国内で

  2. 任期付きの仕事ではなく

  3. これまでとは違う仕事

と考えていた。
1はコロナ禍で国境を超えた移動が難しいことを痛感し、家族が父と私という我が家においては、海外で働くことが大きなリスク(私にとっての心配要素)になると思い、そろそろ、国内で、可能であれば、実家に近い所で働けないかと思うようになっていた。

2は働き方や人生の設計として、期間限定(任期付き)の仕事というのは、予定が立てにくく、任期終盤における次の仕事への心配も、自分にとってはあまりよろしくないなと、回数を重ねるごとに感じられたので、腰を据えて働ける仕事を探そうと思っていた。

3は書き始めると、長くなるので、端的に書いてしまうと、これまでとは違う仕事で経験を積むには、今の年齢ぐらいがギリギリかなと思い、いったん、これまでの仕事を離れてみようと考えていた。

1,2週間休んで、転職活動を始めようかと思っていた矢先、父が手術をするかもしれないという話が出てきた。手術をするとなると数週間の入院が必要で犬の世話などもあり、場合によっては術後の父の世話などの可能性も出てくるので、就活は父の様子を見てからすることにした。

3月になり、とりあえずここ数ヶ月の間に手術はしないことになった。ここでようやく就活ができる準備が整った。2月に転職サイトなどに複数登録し始動できるようにはしておいた。

当初の予定よりは出遅れたものの、2ヶ月ぐらいで決められるといいなと、そして一人暮らしを始めることを楽しみにしていたのだが、そう簡単には行かなかった(続く)

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駄々こね太/ Essayist
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