L:32 シミ ・シミュ・シュミ
2023.09.13
土曜出勤の振替休日の水曜日。
真面目に歯科検診に行くことにする。特に痛むところはないが、奥歯の詰め物が欠けているような舌触り。先手を打って直しておきたい。
まずは歯茎のチェック、チクチクされて血が出るか出ないかの確認など。ここ数年、歯を大切にと思っていて、４ヶ月に1回は歯科検診に行くようにしているし、日々の歯磨きも、フロス、歯磨き1、歯磨き2（先が細いブラシ）、マウスウォッシュ、マウスピースして寝る、みたいに以前に比べるとだいぶん手間暇をかけている。
それもあって、歯の汚れもそんなにひどくない自信がある。過去に歯科衛生士の方に、「クリーニングのしがいがないです」と言わせしめたことを勲章のように噛み締めながら生きている。
さて、今日はどうだろうとフィードバックをもらうと奥歯の方の歯茎に出血が見られて、その理由としては、汚れが炎症を誘発すると言う。衛生士さんに、歯ブラシをこうもって、ブラシを立てて歯の側面だけでなく、歯と歯の間の裏のカーブも磨くように言われる。
私もできるだけきれいにしたいので、「その汚れってのは目に見えるものですか？」と聞くと「日々磨いているから目立たないし、位置的には見えないと思う」と。
となると、実質、勘で磨くしかない。現に自分なりに歯を磨く時には鏡を見ながら磨いているし、わかりやすい汚れなら、もちろん磨きたい。ただ、それが歯の裏側のカーブの部分となると、自分一人では無理じゃないかと思う。
幸い、虫歯などはなかったのだけど、過去に治療したところで歯茎が下がっている部分があって、そこが時々染みるという悩みを言うと
「まずは市販の知覚過敏用のシミテクトを使ってみて、様子を見てみましょう」と。
大きな問題はなく、検診と歯のクリーニングが終わり次は年明け前後。
とりあえず、ドラッグストアに言ってシミテクトを買わなければと、行ってみて、衝撃。
シュミテクト
ずっと、シミテクトだと思っていた。だって歯が染みるってところからのシミテクトでしょ？？シミを消すクリームだから「ケシミン」とかガスをぴたっと止めるから「ガスピタン」そういう流れで「染みる」と「プロテクト」からくる造語でシミテクトなのかと思っていたのに。
なんなの「シュ」って。こうなると次の問題が出てくる。
・シュミテクト
・シミュテクト
問題。シュミレーション、シミュレーションどっちなんだいの話になってくる。染みるということでいけば、後者の「シミュテクト」の方がいい気もするが。何より、「シミテクト」にすれば揺らぎなく丸く収まるのに。
そして、今回、初のシュミテクト購入にあたって、私は驚愕の事実を目の当たりにした。
待てい！待てい！種類多すぎるだろ！
縦書き、横書き混在。箱のデザインはわりと共通。
この写真以外にもあと２種類ぐらいあって、10種類はあった。確かに歯磨きってフレーバーというかミントの種類とか、ホワイトニングとかあって数種類はあるイメージだけど、10種類は多すぎる。
公式には12種類ありそうだ。
一応、それぞれ、歯周病ケアとかホワイトニングとかダブルバリアとかあるようなんだけど、どれも知覚過敏用ではあるようだ。安いのだと400円くらい、高いのだと1000円を超えるものもある。
いちいち箱を見ながら、どういう違いなのか見ていると、わけがわからなくなってくる。せっかく買うんだったら、安さじゃなくいいものを買いたいような気分でもある。
そして結果、買ったのが
シュミテクト コンプリートワンEX
いわゆる全部盛り的なやつ（笑）もうすべてをカバーして欲しいのだ。虫歯も、歯周病も、歯も白くしてくれ、歯石も完璧に予防してくれ。7つの働きが一つになっている。そんな願いを「コンプリートワンEX」にかけた。
これで、私の歯がシュミなくなりますように。
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