『荒野へ-The Game of Tarot-』のペーパー
『荒野へ-The Game of Tarot-』は、タロットカードを使ったゲームであり、占いであり、瞑想であり、儀式である。
22枚のカード(大アルカナと呼ばれる)を使って闇山(潜在意識)から、カードを荒野(現実の場)に開いていく。ルールに従って、自分の血、未来の血を過去もしくは今に流しながら、すべてのカードを荒野に開けば「達成」だ。
箱を開けると、紙が出てくる。(箱も活版印刷、ちょっと凹としている感じを楽しんでください)
テーブルトップゲームのマニュアルは、たいてい折りたたんだ紙1枚だったり、小冊子だったりする。
が、『荒野へ-The Game of Tarot-』は、複数のペーパーにした。
ペーパーの役割に合わせて、紙の大きさや折り方、厚み、コーティングの種類を考えてつくった。
紙そのものも、メッセージになると考えたからだ。
最初は、タイトルペーパーだ。タイトルとQRコードのみ。本で言えば、見返し+前扉にあたる部分をつけた。光沢紙(コート) / 薄手73kg。通常より薄いものにして、軽さを出した。
次に「ざっくりルール把握シート」。こちらは、厚手135kg。まずはゲームの概要を知ってもらう。もしくは、ひさしぶりに遊ぶ時に、さくっと思い出すためのシートだ。
そして、メインのマニュアル。クロス8頁折、開くとA3の大きさ。マットコートで落ち着いて読めるようにした。
全カード一覧解説も、クロス8頁折、開くとA3の大きさ。
最後にチャレンジ問題集。標準90kg。
と、5つのペーパーを経て、その下にカードとチップが入っている。
カードも、儀式用の大判カードと、携帯に便利な小型カードの2種類。
Delux版はこれに加えて、『思考ツールとしてのタロット』の本とカード。
毎日、長く、プレイしてもらえるように工夫している。
ぜひ、体験してみてほしい。
サポートいただいたら、記事に還元できることに使います。表現道場マガジンをよろしく! また、記事単体で購入できますが、月額800円「表現道場マガジン」がお得です。