爆裂母子レッツ＆ゴー ミニ四駆 悲喜交々
皆様こんにちは。
徳島大学細胞生物学分野・ヨネケン秘書のあべみょんです。
今日もこれと言ってネタがないので
昨日に引き続き…心温まる子育てエピソードをひとつ(笑)
長男の誕生日プレゼントを買いに行った先で
次男は、こどつら（以下、YouTube参照）で知って気になっていたミニ四駆「改造してめっちゃ速くしてみたい！」と買ってほしそうにしていたものの…
夫に却下されました。
まぁね。次男のお誕生日はまだ先だしさ。さらに
「改造なんてのは一人で全部作れるようになってからの話。できんでしょ？まだ。説明書も読めへんヤツには買いません。字が読めるようになってから言い！」とピシャリ。
これは夫なりの教育方針ではあるんですけどね。
どうも夫自身もそうやって、自力でちょっとずつ作れるようになっていって手先が器用になり、物の仕組みに興味を持ち理解していったことが今の仕事にも役立っているんだと。
誰かに作ってもらう前提で「買って買って」と言うのは違うでしょと言いたいのでしょう。
まぁわかるけどさ。
でもさ。「字」とかさ、言うならさ、じゃあさ、教えたれよ。宿題一度でも見たことあるわけ？ねぇ。
字の書き方読み方、教えたことあるわーけ？ね。カタカナの特訓、やってあげた？ね？
ないよね。次男の苦手な字の読み書き指摘され、なんか私まで「甘えんな」と言われてる気持ちになってしまったものですから。悔しそうに涙目になる次男に私は言いましたよ。
「家にあるじゃん！まだ作ってないミニ四駆！あれお母さんと一緒に作ってさお父さんにできたよって見せてやろ！」と
だって子どものおもちゃでしょ？できるっしょ。作ったことないけど。
ミニ四駆なら弟が持ってたし、父親がよく組み立てていたので
知ってますから。
あれでしょ？電池入れりゃ動くやつでしょ？
下のタイヤのとこと、上の車のとこカポっとハメりゃいいんでしょ？
任せろ任せろ！カンタンカンタン！できるできる！
つってねぇ。思っておりました。
ところがですよ。箱を開けてクリビツギョーテンしたんですよ。何中身こんな感じなの！？と。
あ、まったく同じ商品を組み立てているYouTubeを発見したのでよかったらこちらどうぞご覧ください。
あれ・・・？
あれ？タイヤって最初からついてないの？
モーターも？なんか…歯車みたいのもあるし…うそでしょそんなとっから組み立てるわけ！？
箱を開けて、メンドクセ…と思ってる私を横目に、夫は「絶対手伝いませんモード」発動して工具の場所すら教えてくれない意地悪っぷり。
次男と協力して、ニッパーとプラスドライバーをなんとか探し出し…作るぞ。
私はピンセットなんてないから指でイったりましたけどね
ミニ四駆経験者ならもう当たり前のように知ってることだったかもしれませんけど。ミニ四駆って改造するためにあるんですね。
改造するために全部取り外せるってことは、全部組み上げるってことなんですね。ほんですんごいネジ小っこいのね。
とりあえずパーツの切り離しは全部次男にやってもらって。ネジも最初のきっかけのとこだけ私、あとは次男に締めさせてやる（仕上げはまた私）。次男もやったことにしないとだめだもんね。うん。
大丈夫よ。お母さん大人だもん。任せとけ。
序盤は割と順調で。ヨユーヨユーと思っていましたが…歯車モーター電池周りから雲行きが怪しくなります。
この歯車組み合わせるとこでどうもしっくりきません。
説明書に書いてある通りにやってるはずなのに、タイヤを動かすと緑色の歯車が浮いてきちゃう…
え～？なんでだ。。。
更にその次、モーターや歯車のカバーになるパーツのこれもなんか浮いちゃう…「パチ」って書いてあるけど全然ならない…
力加減の問題なのか？でもこれ以上やると壊れるのでは？
おっかなびっくりで…うう…限界。
「ここまで私たちよくやったよね。あとはもうお父さんにやってもらお！」なんて話していたら隣の部屋から
『やーりーまーせーんよーそれくらい組み立ててくださーい』
ハッラタッツ！！！腹立つーーーーーーーーーー！！！！！
でも、結局その日はそこまでで一旦中断。次男も私も疲れちゃいました（3時間くらいやってたｗ）
でもね、んまぁとにかく悔しくて。翌日仕事から帰ってからも私（←そう私がｗ）挌闘しましたよ。あのしっくりこない部分もっかい分解してね。説明書ももっかいよく読んで。ああでもないこうでもない…
で！ついに！
スイッチ入れたらそりゃもうよく走りました！
やった！できた！ネジも落ちてこない！できたできたできたよ！
やだ感動…私すごく感動してる。。。
次男はそりゃもう嬉しそうだけど。
私…できた…できたよ！完成させた私！すごくない！超すごくない？できたんだけど！
じぃじに譲ってもらった年代物の色あせたミニ四駆にも久しぶりに電池を入れてみました。すると…どうでしょうスープラより速い！
ということは…
じぃじ、さては…モーター変えとんな！！！！！
そこで母子は思ったのです
「…待って…俺らも…改造してみたい…（ｷﾗｷﾗｷﾗ～）」
今の時代はほんっとなんでもYouTubeにあるから便利。
そうかそういうことだったのかミニ四駆。
子どもの頃は、
こんなのなにが面白いんや？と思っていたミニ四駆。
あんなちっこいパーツ集めて、ただカッコつけてるだけかと思っていたけど
モーターを変えて速くすることは誰でもできるけど、コースに合わせた安定した走り、そのための改造が腕の見せ所だったのか…ぐぬぬぬぬ…
30年の時を越えて…私ちょっとだけミニ四駆を知ってしまった…
・・・・ああ・・・・集めたい！！！
結局夫の教育方針通り、次男が自分で全部作り上げられたかどうかというと、自力じゃ全然ない…けれど。「私」は作り上げたという、よくわからん達成感はとてもありましたとさ。
ーおしまいー
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