ドラフトチャンバーデビューの話
皆さまこんにちは。
徳島大学細胞生物学分野・ヨネケン秘書のあべみょんです。
季節外れの暖かい日が続いております。
それもどうも明日までのようですが…手が冷える足が冷えると文句を言わなくても良い日々をありがたく楽しんでおります。
さて。まず今日最初に、皆様にお伝えすべきこととしましては、
うちの自慢のオシャレアイコン。髪型コロコロ変えることでお馴染みの天宅お嬢のニューヘアスタイルをご覧ください。
いよ!原田知世!(原田知世って誰ですか?と言われちゃいました)
本人曰く「東京のカットモデルっぽい髪型」だそうです。(田舎モン丸出しの表現)
前髪にところどころハイライト?明るい色が入っております。
本人的には襟足をもっと切るべきだったようです(笑)
原田知世みたいだし全然ありじゃーん♪と言っても、知世を知らない世代にはイマイチ、ピンと来ないようで。。。
生涯ショートヘアー宣言をしている天宅お嬢ですが、うん!確かにショートヘアよくお似合いですね~(^^♪今回もいい感じ~♪
さて。話変わって私の実験修行の小話を…
今日のテーマは 16%のホルムアルデヒドを作ってみよう! です。
ちょうど、ストック分がなくなりかけているので…とのことでした。
教授から直々にご指導いただきます。
ホルムアルデヒドは劇物です。とっても危険。ということで扱いも慎重に。吸い込んだりもしないようにとの事でした。メモメモ。
私は未だに、実験用具?器具?の名前や扱い方がよくわからないので、すべてイラストに起こしてノートに書き留めました。
褒めてもらえたけど。。。こうでもしないと私、再現できないんですよ。ゼンゼン頭に入ってこないから…。
三角フラスコとメスシリンダーとは、中学生振りの再開です。お久しぶりです。目盛と目線を合わせて…と教えてもらいました。ああ懐かしい。
さて。そのホルムアルデヒド作りですが、とにかく有害なため、ドラフトチャンバー内で作業をします。
実験をする人にとっては基本中の基本でしょうか。
私も一応、ドラフトチャンバーの存在だけは知ってはいましたが、今日初めて実際にそこで作業をしました。
今日は、まず16%のホルムアルデヒドを100ml作りまして
今度はそれらを約30個のチューブに分注しました。
最初に5個程度、分注作業を米村さんが行い、お手本を見せてくださいました。その後、残りを私がしてみることになりました。
…ふぅ…。
よし。。。
いざ、ドラフトチャンバーへ。
慣れない作業です。
取り扱うのは劇物です。
ひっくり返して大惨事!なんてことは、たとえ修行中の身であっても、あってはならないことだ。とにかく。まず。足腰を安定させねば。しっかり地に足をつけて座らねば。
ところが。
ドラフトチャンバー‥
そのまま丸椅子に座るとですね。。。足の行き場がないわけですねぇ。
正面を向いて作業をしたいけど、そのまま座っちゃうと、足の部分、当たっちゃって、お尻がぐぐっと後ろに下がっちゃって。作業し辛いわけです。
おっと。。これは・・
はて・・・??
米村さんはどうやって作業していたっけな?
手元にばかり注目して、足元を見ていなかったな。
…確か、そんなに変な体勢ではなく、作業をしていらっしゃったような…。
「足、どこに置きますか?」なんて、教授に聞くわけにはいかない。
そんなのもう36歳なんだから自分で考えなさいよ。
そうです。そう。
今は劇物・ホルムアルデヒドを分注することに集中だ。
四の五の言ってられません。足をどこに置くかで悩むことに時間をかけるなんてのは敏腕秘書としてあってはならない。
とにかく何よりもまず。足腰の安定が重要なんだから。
これはもう。アレだな。
大開脚 だな。
ということで。私は、米村さんがいる前で以下の必殺大股開きを披露。
パッカーン(ちなみに私、体、柔軟なのです)
すかさず米村さんから、
「足は、僕は、横に流していましたよ」と優しくご指摘が(笑)
『いくらなんでも、そうですよね…(笑)』と、大人しく足を閉じました。
大開脚はないよな。ちょっと考えたらわかるわな(笑) いや、色々考えた結果の大開脚だったんだよな。裏の裏の裏の裏を行った結果の大開脚だったんだよな。
ひとまず、16%のホルムアルデヒドを作ることが出来るようになりました。
1年に1回くらいしか作ることないらしいのですが(笑)次回はちゃんと、足を閉じて作業できると思います。
最後に
今日の米村さんのサラメシ?というかデザートです。ジュクジュクに熟した柿です!スプーンですくって食べていらっしゃいました。
あと二つ、同じくらいジュクジュクのものがあるそうですが、こちらは冷凍してシャーベットにして食べるそうです♪