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きのこ観察会に行ってみた

皆様こんにちは。
徳島大学細胞生物学分野・ヨネケン秘書のあべみょんです。

急に涼しくなりました。
こういう時、徳島では「ひょかっと涼しくなった」なんて言い方をします。

ひょかっと。

まだうまく使いこなせないんですが、ちょっと使いたくなった独特な表現。

さて。
1週間ほど前、9月の最初の3連休最終日にこんなとこ行ってきました!


きのこブームはまだ続いていたのだった!!!


おいおいまた、ヨネケンにまったく関係ない話かよと思ったそこのあなた。
そうですよ!何か問題でも?

強いて言うならこの、キノコ観察会の情報提供をしてくれたのは、栗栖奥様。あべ家はまるでノーマークだったイベントでしたが。栗栖さんからタレコミあったから行けたのです!

気づいたのが9/14の夜。開催は9/16朝。事前予約制。
いや無理でしょ!?…と、思ったのですが、応募してみるもんですね~翌日午前中にはOKのお返事がありました。

さて!
徳島の土地勘がない皆様。安心してください。
私ももうかれこれ移住して13年くらいになりますが。

私もですよ(笑)

いつまでもありませんよ土地勘なんて。
なんなら広島だって詳しくない!えっへん!


さてきのこ観察会会場。
グーグルマップで調べたら まぁまぁ遠いぞ上勝町。
葉っぱビジネスとか、ゴミゼロの町としても有名な町。たびたびメディアにも取り上げられています。

自然豊かでねぇ。ぽつんと一軒家探しに行ってるのか?というようなとんでもない道のりでした。
集合場所にたどり着くまでに何度「たぬきかきつねに騙されたのだろうか」と思ったことか。

なんとか集合時間に間に合いました。

さて。この日参加したのは我々あべ母兄弟あわせて13人。

元々山登りが好きな人、きのこに興味がある人、これから子どもたちに自然に興味をもってもらいたいと思っている人、そして自由研究のテーマでキノコを選び調べてMy図鑑まで持って来た長男と引っ付いてきた弟。でした。

年齢層は、ファミリーで参加してる我々(ともう一組)以外は60代以上という感じ。

子どもたちの「目」が頼りだから、君らは前を歩いて。見つけ次第大きな声で教えてね!と期待されているキッズ。

きのこ博士にお任せください

ぼくは「きのこ目」を持ってるんでねぇ~なんて。
みんなに褒めてもらって始まる前から博士と言われて。興奮気味でへんな敬語を使ってどんどんキノコを見つけていく長男。

長男よりは冷静で、だからこそ実はこの日誰よりもキノコを発見したのではないか?むしろ君の方が才能があったりして?
次々きのこを見つけていく次男。

彼らが見つけたキノコの解説や、菌糸がどこにあるとか、胞子がどうなってるか、観察する上でのポイントなどなど、とても大切なお話を

この日、講師として来てくださった先生(普段はキクラゲ、シイタケの検査センター?で働いている)が説明してくれるのに基本的にそれは聞かないwもう次のきのこイッチャッテル。(安心してください。大人は聞いてます)


とにかく、なにか見つけるたびに大人たちが褒めてくれるので二人ともご満悦でした。

山に登る前から生えているシロソウメンタケ

☝ 食べられるそうです。
見た目と覚えやすい名前から、全員一番最初に覚えたキノコ。

登り口付近にもう数種類のきのこ発見

このペースで…どこまで登るの?というくらい丁寧に見て行くみなさん(笑)

キッズの目が良すぎて、どんなに小さなキノコも見つけていくので全然先に進まない。

今年の酷暑の影響で、観察会の3日前まではキノコがまったくなかったんだそう。一時は開催が危ぶまれたそうです。
数日前に降った雨の影響でほんの少しだけ涼しくなったことでなんとか成立しそうだほっと一安心。

となったところに、当日、救世主のごとくキノコ博士兄弟が現れ、想定外にキノコ見つけてくれるからとても助かったと
お世辞かもしれないけど言ってもらえて嬉しかったです(^^♪

どんなに小さくても見つける
いっぱいあったぞ~
落ち葉に生えてる
拾ったものはあった場所に戻しましょう
保護森林のため基本的には採取しない
立派なキノコ
三角の傘
シロソウメンタケがいっぱい
鮮やかなオレンジのきのこ
ちょっと透き通ってるキノコ
白いキノコ


苔も魅力的
ちっさ・・・・
これもキノコ(ヤリタケ?つってたか?)
割と崖
キノコばっか見てて足をすべらせないように
こんなとこにもキノコ
黄色いニョロニョロもあるよ
キノコを観察する上で、傘の裏を見るのも大事。これはヒダ状
きれい
クルンとまるまってるのもキノコ
黒いのもきのこ
クチビルタケ発見

長男自らが撮影したクチビルタケ胞子ブッシャー動画↓

ツチグリとかホコリタケの仲間で
袋状になっている中にたくさん胞子が詰まってます。
指で押すと、ボフボフっと胞子が出ます。

図鑑やムービーでは何度も見たことあったのですが、実際に自分の手で、できたこととても喜んでいました。

傘がかわいいきのこ
イグチ系のきのこ黄緑色
次男が発見したタニシみたいなカタツムリみたいな生き物
割と珍しい生き物みたいでこれを見つけたことも褒められました(笑)
白いキノコ
ヒダがやたら立派
こんなのもいっぱい
葉っぱから出てく照のおもしろい
長男が見つけて嬉しかったというテングタケの仲間。イボイボがついてます。ベニテングタケは見つからず
立派なキノコ群
次男は白いキノコを見るたびドクツルタケ!と言ってたけどたぶん違う
ツリガネタケ
ここをキャンプ地 もとい 弁当食べる場所とする!

朝早かったので簡単に。塩にぎり、たきこみにぎり、梅干し、ゆで卵、ポークビッツ

ドクツルタケー! と言ってたけどたぶん違う
苔も実にいい
お判りいただけただろうか・・・

蜘蛛の巣に落ち葉がはりついてて、空中で時間がとまったみたいになってたとこ

かわいい赤い傘のきのこ
いっぱいついてる
せっかくお弁当を食べ、午後の部がはじまったものの、キッズは軒並み飽きている

やまびこで返ってくるくらい
「もうかえりたーい」「かえってげーむしたーい」と言い出したきのこ博士たち。

ツチアケビ という植物。菌類?で、きのこの仲間みたいなものだそうだ。
ここにもいっぱい小さいキノコかわいい・・・
山の天気は変わりやすいね。影は涼しいです。キッズの「帰りたいコール」が響きます

お子さんたちも限界なようなので…

なんて言われちゃって(とほほw)
本当はもう少し歩くはずだったところを切り上げて下山してもらうw

山の水
行きで見逃した面白い形のきのこ
いくつか採取したものを同定してみようのコーナー
図鑑を持ってみんなであれこれ考えましたが、同定するって難しい

大人たちはとても楽しそうでしたが
キッズたちは(うちの子以外もw)もうすっかり飽きていて(笑)

結局わが家は誰よりも早く帰りました(笑)

帰るのは早かった。お家が一番大好き。でもね。

学校でもない、近所でもない、親戚でもない、初めましてだったけど
自然が好きで山が好きでキノコに興味がある人達に囲まれて、みんなで一緒に観察会をしたこと、

疲れてしまってからは帰る帰るとずっと言ってはいたけれど(笑)
とてもいい経験になったと思います(^^)

皆さんにノセられて長男は「きのこ博士に俺はなる!」と宣言しましたので、どうぞお楽しみに~。

また来年もぜひ、博士の参加お待ちしていますと言って頂けたので真に受けて来年もまた来たいなと思いました(^^)



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