心が折れる
心の支えを失い、意欲がなくなる。障害にぶつかってくじける。
挫折や諦め、絶望の心境に陥ること。
心折れる、から意味が転じたとみられる。
2000年代半ばからスポーツ選手が多用し、一般に広がった。
今では一般的に使われている言葉も、使われていなかった時を考えると、時代によって、変化していくものなのだなと思った。
(心が折れる、としての意味は私が持っている国語辞典には載っていなかった)
心とはなんなのか、を考える。
心
①人間の体内に宿り、人としての感情や意志などの精神活動を起こさせるもとになると
考えられているもの
②本当の気持ち。本心。まごころ。
③考え、意向
④思いやり、気持ち
⑤深い意味、奥義
⑥なぞなぞで、その答えが成り立つわけ
(新選国語辞典第九版、小学館より)
心が折れそう、折れる、折れない。
心には形がないから、折れる、ことも本当はないのだけど、その言葉を聞いた時、感覚として意味が分かるというのは結構すごいことなんじゃないかなと思う。
心が折れそうだけど、もう少し頑張れば…と先が見えればなんとか持ちこたえる。
心が折れない人はどんな時でも自分を信じて疑わずに進むエネルギーがある人。
折れない心も素晴らしい。
折れそうでも頑張る心も素晴らしい。
たとえ何かで心が折れたとしても、生きることを諦めない限りは大丈夫だ。
人間には自然治癒力が備わっている!
折れてもきっと治る!
折れてもまた修復できる。
骨折だって治る。
心だって折れても治る。
折れない心も、折れた心も素晴らしい。
とにかくすべてが素晴らしい!!
読んでいただき、ありがとうございました。
良き日でありますように。
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