空海展行って来たゾ〜曼荼羅ってなんだよ編〜
久しぶりの奈良博!
奈良博の企画展
KUKAIー密教のルーツとマンダラ世界ー
に行ってきました。
前期最終日だったこともあって、正直時間割り振りされた平日の正倉院展より混んでる印象
ところで今回の空海展、
前提として
「密教をたくさんの人に伝えるのぶっちゃけ難しいし図解したらいいじゃん!」
から始まり、
マンダラとは、
(意味やら仏様の配置やらから)
密教とは、
密教はどうやって空海に、日本に伝わっていったのか
(インドから来た流れ)
(発見された手紙等伝わっているものの展示)
インドネシア密教
今回のメイン高雄曼荼羅の展示
(人としての)空海とは、
と、貴重な展示物と共に解説されてて、
今回とにかく「意味のある」展示物の配置に感動したんだけど、
故に
なるほどわからん。
って思っちゃう程度に難しくて、
ちゃんと予習しておけばよかったなぁ、後期も行かなきゃかなぁ…
って思うこともしばしば。
というわけで、多分行くなら六月になるであろう後期に向けて
(これは多分いけないフラグ)(なぜなら六月は一週間しかやってないから)
曼荼羅見るにあたって基礎知識これだけ持っとくと便利かも!メモしておきます。
あくまで初見が作品としての曼荼羅を見るとき、ここを見るといいかも、的な初動知識を書いただけで密教に対する奥深い話は全く書いていないのでご了承くださいませ。
あと簡単にわかりやすく表現するためにあえてカジュアルな言葉遣いしてるのもご了承ください、ここに関しては切実に。
(また七月のトーハクに行く人にも参考になれば)
(展示内容は違うけど、空海と密教がテーマなのでね)
両界曼荼羅は二種類
今回の企画展、メイン展示でもある高雄曼荼羅も含め、密教という括りの曼荼羅は「胎動界」と「金剛界」の二種類
(しかもそのメイン展示の高雄曼荼羅、前期と後期で胎動界と金剛界、展示分けしてるんだよな…両方見に行かなきゃじゃない)
ちなみに素人が付け焼き刃で胎動界と金剛界の曼荼羅をざっくり図解すると、違いはこんな感じ。
胎動界は一枚の中に真ん中に大日如来そして囲むように仏様が同心円状に規則正しく(12の区間わ分けされてるらしい)ずらっと並んでるやつ。
(ぶっちゃけ曼荼羅って言えばこれをイメージする人が多そう)
金剛界は9つの会に区切られている、ちなみにど真ん中は勿論大日如来。
センターは大日如来
上記でもちょっと書いたけど、いわゆる密教の本尊とも言えるのがこの大日如来。
他の仏様と違ってパンチパーマ(パンチパーマではない)ではなく、髪を結えたり、冠をしてたりで上に長い感じになってるので、曼荼羅でも一目でわかるかと。
まぁセンターだし。
囲ってる如来のポージング
上記の大日如来は曼荼羅のセンターに鎮座している絶対的エースなんだけれども、その上下左右に鎮座してる如来、
「全員パンチパーマ(ではない)やんけ!違い分かるかい!!」
ってなりがちではあるんだけど、ポーズが違うので、それを覚えてから曼荼羅見ると、たとえ小さく描かれててもちゃんとそれぞれきちんとポーズ(勿論手足の組み方にそれぞれ意味があるので当たり前なんだけど)してるので「おおっ!」ってなる
これ覚えてから見に行くだけでも曼荼羅見る解像度はかなり上がると思うのよ
とりあえずそれぞれWikipediaリンク貼っておきますね。
(こういう時のWikipedia様様)
ちなみにこの4人の如来と大日如来、仏像の姿で立体曼荼羅として、今回の企画展にも鎮座してる
…と、曼荼羅について復習(インプットアウトプット)しただけで、結構な文章量になったので、曼荼羅以外の感想は次回!
あと公式も動画を配信してるので、行く前にチェックしておくと見にいった時の解像度上がるかも!