円安と海外就職の記事で思うこと
この記事でまず言えることは、『確かに日本より収入は多く、貯蓄も増やせる』ことである。
【円安】恩恵は…外国人だけじゃない 給料2倍 海外に「出稼ぎ」急増
ただ、この記事は『海外での出稼ぎ』がトピックの記事であってこと、また『ワーキングホリデー』で滞在している方を取材している記事であることも注意が必要だ。
そして、1年〜3年はJobhopを忘れて収入を増やす事だけをtop priorityにしているという事です。
ワーキングホリデーは国にもよりますが、1カ国で1度のみ該当のVISAを受けることができ、期間は1年が殆どで、UKは2年でオーストラリアは3年が再長期間になります。就労期間ですが、6ヶ月という案件がほとんどですが、1-2年契約もあります。ただ、求人は人手が足りていない業種が殆どで、これをJobhopとすることは皆無ですし、帰国後に業務経歴として見る企業は皆無と考えてほしい。
もう一度言いますが、1年〜3年はJobhopを忘れて収入を増やす事だけをtop priorityにしているという事です。
ただ、人手が足りていない業種について、一つ日本と違うことといえば、
『仕事は人手が足りていない業種=給与が高い』
です。人手が足りない彼らの考えとして、本来の生産数から作業者がいないことで出る損失を仮定し、それを探す期間や競合と比べてオファー額を提示します。もちろん、年金や保険、住宅費、交通費など日本の手厚い福利厚生はないです。
ただし、所得税は国にもよるが、だいたい10〜15%前後なので、手取りが日本よりかなり多いのは確かです。(シンガポールはもっと低い。)
最後に、もう一度言いますが、1年〜3年はJobhopを忘れて収入を増やす事だけをtop priorityにしているという事です。
私の経験も踏まえて、Work VISAで仕事ができるもしくは計画している人は、こういったニュースには『あー、そうなんだ』程度に耳を傾けて、計画や行動を遂行することをお勧めします。