M-1グランプリ2022参戦記
皆さんご機嫌いかがでしょうか。
最近バイト先の社員の異動が激しくてバイト先で3番目に古株になってしまったよねながです。
去年に続いて今年もM-1グランプリに挑戦したのでその感想を書いていきたいと思います。
ちなみに去年のnoteはこちらから
去年は高校の友達と出ましたが今回は小学校の友達と一緒に出ます。
エントリー
友人は東北大で自分は金沢に住んでいるので、普段は会えません。M-1のエントリーシートはツーショット写真が必要なのですが、それは写真合成して作りました。
コンビ名の候補もいくつか出たのでここで供養しておきます。使いたければご自由にお使いください。
・東明
・東明ユーホーム
・東明エアプライン
・東明ハブ空港
・東明搭乗5分前
・がっちりシートベルト
どれも残念なコンビ名ですね。ちなみに東明は僕の小学校です。僕たちはこの中からがっちりシートベルトを選びました。センスがないという指摘があるかと思います。
僕もそう思います。
練習
僕たちの本番は8月27日(土)です。その2週間前ごろに相方がお盆で実家に帰ってきたので、2回だけネタ合わせをしました。
1回目はイオンモールのフードコートでネタ合わせしました。前回はやるネタを決めるために時間がかかりましたが、今回はすぐに決まりました。
「本来やる予定だったネタ」
これが今回僕たちがやったネタです。来年就職、アマチュアという特徴を最大限に活かしたネタです。
2回目はコートダジュールで練習しました。僕は漫才の練習は基本的にコートダジュールです。フリータイムが安くてドリンク飲み放題!!素晴らしい。
これで練習は残すところ前日練習だけです。ここまでの総練習時間は4時間です。ぶっちゃけ詰んでます。
前日
相方が東北大なので自分達は東北会場で受けます。自分は金沢からバスタ新宿で乗り換えて仙台に向かいます。
バスタ新宿はベンチ、コンビニ、Wi-Fi完備の最強の高速バス待合室です。皆さんどんどん使いましょう。
これで仙台に向かいます。4列ですがお隣がいないので快適でした。4時間バスに揺られます。
着きました仙台です。ここ一年で3度目です。地元の最寄駅より来てます。
前日練習
相方が東北大の落語研究会なので落語研究会の部室で練習しました。東北大は最寄駅から徒歩で3分でした。ちなみに私の母校の金沢大は最寄駅から徒歩2時間です。
落語研究会は部室棟にあるんですが、夏休みなこともあって吹奏楽とアニメ研究会だけが賑わってました。アニメ研究会ってどこもそうなんですね。
旧帝国大学の東北大学の吹奏楽部の音楽を聴いていると何故だが自分も賢くなった気がします。ちなみに僕は昔数学で偏差値20を取った伝説があります。東北大とは最も縁遠いですね。
練習中は声がデカすぎて迷惑だったのか僕たちがあんまりにも面白過ぎるのか、見聞客らしき人影が絶えず居ました。多分前者です。
4時間ほど練習して友人宅に帰りました。友人宅に着くと金曜ロードショーで耳をすませばがやっていました。僕の一番好きなジブリ作品です。物置の奥から引っ張り出した寝袋で寝ます。
当日
おはようございます。前日寝る時に物置から引っ張り出した寝袋で寝たせいか、エアコンの真下で寝たせいか知りませんが声が出ません。助けてください。
とりあえず龍角散を舐めてました。そうすると直ぐに喉の痛みが引き、いつも通りの声が出せるようになりました。なにこれ最強かな
11時55分集合ですが早めの11時半ごろに会場に着きました。
宮城野区文化センターパトナシアターです。定員は200人ほどです。
受付でコンビで2000円払い、中に入りました。前回大阪で出た時はピリピリしてて張り詰めた空気でしたが、仙台はアマチュアが多いので割とのほほんとしてました。
通路にやわらかそうな椅子が置いてあるだけの控え室でした。パイプ椅子だけの大阪よりは快適でした。
12時40分ごろに呼ばれて舞台袖に入り、待機しました。舞台袖からモニターで客席を見るとめちゃくちゃお客さんが入ってました。去年の大阪は3割入りくらいかなって感じだったんですが仙台は8割埋まってました。
M-1グランプリ本番
去年は急ぐようにマイクに立ってましたが、今年はコンビでゆっくり歩くようにしてマイクに立ちました。めちゃくちゃ舞台袖とマイクが遠くて出囃子の聞いたことないところまで聞くことができました。
去年はマイクに立つと足がガクガクになるくらい緊張してましたが、今回は全く緊張しませんでした。
そして、舞台で自分達の漫才をしましたがその感想としては
割とウケた
自分で言うのもアレですが結構ウケました。どかーんとした笑いはありませんが、常にある程度の笑いが起きているような感じでした。
自分達のネタは序盤に奇抜なシステムを設定して笑いを誘い、そのシステムに則った漫才で終盤に大きな山場を迎えるネタです。システム上、中盤がどうしても谷の部分で大きなウケは期待できない形です。
そしてやってみた感想としては
めちゃくちゃよく書けたネタだった
今振り返ってもネタはかなりの傑作でした。ただなぜこのような表現をするかと言うと、自分達の漫才を録音して聞き返しましたが、自分の演技力や話す力があまりにも低すぎて聞いてて恥ずかしいです。
ただそんな僕がやってもこのネタはめちゃくちゃウケてました。それくらい完成度が高いネタでした。それだけに演じる人が自分だったのが悔やまれます。
M-1グランプリ本番後
舞台を降りて控室に行ってまず最初に膝から崩れ落ちました。ウケたはウケたけど自分のミスや能力不足が露呈してしまいその悔しさしか残ってませんでした。
終わった後は入り口前で記念撮影をしました。
自分達の後ろの出順の人に写真を撮ってもらいました。その人はOL風の漫才をしてました。
対戦ありがとうございました
時間が余ったので500円払って観客として観戦してました。
お客さんめちゃくちゃ居ました。後ろに立ち見もいた気がします。
他のコンビを見てたんですが、皆さんめちゃくちゃ漫才が上手いです。話し方のテクニック自分とは全然違いました。
ただそれでも自分達のコンビが贔屓目抜きに見ても大体のコンビよりウケてたように思えました。
70組くらい居たのですが、通ったのは8組だけでした。
ぶっちゃけ自分達も相対的なウケ量では通るかなって思ってたんですがダメでした。
ちなみに相方は落ちたことに不服だったのかずっと文句言ってました。
ちなみに今回のM-1グランプリは相方の友人の知り合いが自分達の漫才に講評をくれたのでメモしておきたいと思います。
・スロースターターって感じすかね
・不自然な目線からの巨大な母の下りは面白かったです!
・選択肢を全部聞く前に押すところも好きでした
ここだけ見ると自分でも不思議な漫才だなと思います。
前回はとにかく楽しいM-1グランプリでしたが、今回は悔しいM-1グランプリでした。
対戦ありがとうございました
ちなみにちゃっかり再エントリーしました。
ということで今回の格言
技術を磨こう!!
それでは皆さんごきげんよう
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