革の靴が好きだ。 とは言っても昔から好きだったわけではない。 今思えば、高校を卒業するまではむしろ嫌いだったような気がする。 毎朝、スーツと革靴を身に纏う大人たちとのおしくらまんじゅうにうんざりしていたような気がする。 でも、詰襟にスニーカーの高校生の僕の方がよっぽど鬱陶しかっただろうなと今は思う。 革靴に好意を抱き始めたのは去年のこと。 20歳の誕生日を迎えた頃ぐらい。 (昔話のように高校時代の話をしたけれど、 まだまだ学生真っ只中である。) きっかけはparaboot
毎朝起きると最初に窓を開けて煙草を一本。 今朝もいつものように窓を開けると、 冷たい空気が部屋の中に吹き込む。 煙草と一緒にそれを勢いよく吸い込んだ時に、 「そろそろ冬支度しないとな。」と思った。 朝のコーヒーも、アイスからホットに。 寝間着も半袖から長袖に。 マフラーはまだ早いけど、そんなこと言ってるうちに必要になる。 そんなこんなで冬支度が徐々に進んでいくのが 楽しかったりする。 その反面、 お気に入りのリネンのシャツを 仕舞わなければならないのが、なんだかすごく寂し