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まだ零でもいいよ

「馬鹿な事しないで」


閉まりっぱなしのシャッターとカーテンの裏に見える光をあたる事も見る事もなくなった今。暗い部屋でギターを鳴らすか、パソコンのひかりを身体に浴びるかの二択。
いつも元気そうな友達も、「首吊ったけど死にきれなかった」って。わかる。何も上手く行かないよな。生きるのにもお金がかかって、そのためにも働かなきゃいけない。やりたくない事をやらなきゃいけない時がある。って「そんな毎日じゃねーか」って呟きそうな口を閉じて毎日生きてきたんだろ。
頑張ってるのおれが一番知ってるよ。音楽のことも全部わからなかったら俺に聞いてくれる。夢を掴む気満々の俺たちも堕ちる時なんて当たり前にある。
たまに見失うよな。痛いよな。生きるってこんな難しいって知らなかったよ。けど生きてる内は強いって事だからな。
病む回数が多かったり、体の傷が多かったり、現実逃避するために何かに頼ったり。だからなんだよ。息してれば強いよ。
馬鹿にされたって頑張ってる君達が俺は好きだ。
笑えていたらもっといいんだけど、無理して笑わなくていいよ。素の自分でいて欲しいんだ。


「笑う門には福来る」

って言った次の日には泣いてるから大丈夫。
でも。今だけ。今だけだから。

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