過去(3) 咬爪症と脅迫性皮膚摘み取り症
怒鳴られ殴られていたのは成績だけではなかった。
過去(1)で書いた通り爪噛みが止まらなかった。この爪噛み、治せと言われても治せなかった。勝手に手が口の方に運ばれる。(後々知ることになるが爪噛みも立派な自傷行為だった。)爪噛みがバレては怒られる。だから嘘をつく。この繰り返しだった。
爪噛みがバレては父からも母からも怒鳴られ、叩かれ、胸ぐら掴まれ殴られ、頭守れば下から顔に平手打ち、土下座の上から踏まれ、蹴られ、髪は引っ張られ、無視され、家から出される…その繰り返しだ。爪を見られ