屋久島で縄文杉トレッキング①『謙虚に学ぶ。』
屋久島といえば、『縄文杉』です。
ちなみに、『縄文杉』というのは、
鹿児島県熊毛郡屋久島町にある最大級の屋久杉のことを指しています。
杉の種類の名前ではなく、1個体にのみ付けられた名前です。
縄文時代から存在している杉でもありません。
屋久島は、様々な観光スポットで有名です。
『縄文杉』以外にも、『白谷雲水峡』や『大川の滝』等があります。
コチラをご参照ください↓↓↓
そんな縄文杉を目指すトレッキングは、一番人気です。
ここが、トレッキングのスタート地点の
荒川登山口です。
縄文杉トレッキングコースは、
片道が約11kmで、往復だと約10時間ほどの本格的な登山になります。
世界遺産である屋久島を十分に堪能したいので、
ガイド付きのツアーに申し込んでみました。
ブーツやザック、ザックカバー、ストック等、
必要なものは全部レンタルできちゃいます。
ところで、屋久島は、
『1ヶ月間に35日、雨が降る』と言われるくらい、日本でも最も雨が降る地域です。
お土産屋に行くと、
『屋久島は、やっぱり今日も雨だった。』
等、印字されているグッズもあるくらいです。
特に、『縄文杉』がある山の中央付近は、屋久島の中でも降水量が非常に多いらしいです。
日本の平均降水量が1500ミリとすると、屋久島の平地で4000ミリ、山の中では、8000~10000ミリ降ることもあるそうです。
そんな屋久島ですけど、
ボクらが滞在してる間は、1日たりとも雨が降りませんでした。
地元の方々には、
『あなた方は、屋久島に愛されている。』
と言われちゃいました。
ボクたち、実は、運が良いんですねー!!
そして、いよいよ、
『縄文杉トレッキング』の日を迎えました。
当日は、朝4時に、ガイドの方が迎えに来てくれました。
長丁場のトレッキングなので、
前日は、睡眠を十分にとることをおすすめします。
午前5時40分、トレッキングスタートです。
このようなトロッコ道を歩いていきます。
山奥へとずっと続くトロッコ道は、風流な感じがします。
途中、綺麗な場所がたくさんあります。
大きな岩や川を身近に感じながら、ひたすら歩き続けます。
少しずつ、日が昇ってきました。
大自然の中で、日の出を迎えるのは新鮮ですね。
こんな川の上も通っちゃいます。
両脇に、柵など何もない場所もあるので、結構、ドキドキです。
こんなオバケみたいな屋久杉もあります。
午前6時35分です。
こういう橋からの景色がとても綺麗です。
川ですけど、水以上に、岩があるスポットもあります。
これ、落ちたら・・・、絶対に痛いやつです。
ドキドキ、ワクワクしながら、
どんどん山奥へと入っていきます。
結構、歩きますけど、
一面、緑で、最高に気分が良いです。
こんな左曲がりの道を歩いたと思えば・・・
こんな右曲がりの道も歩いちゃいます。
そんな感じで、
地形や景色を楽しみながら歩いていると、
午前9時くらいに、有名なスポットに到着しました。
『ウィルソン株』です。
『ウィルソン株』とは、
屋久島にある屋久杉の切り株で、切り株の中が空洞になっています。
切り株の中に入ることができ、内部から空を見上げると、ある角度でのみ、『ハート』が見えることで有名です。
これ、正直、知らないと、
意味不明な写真になっちゃいます。
適当に撮ると、こんな感じになっちゃいます。
たぶん、何も知らずに、
皆の真似して、切り株の中で写真を撮ってる方って、たくさんいらっしゃるんじゃないかなー。
ガイドの方が丁寧に教えてくれたので、
無事、ハート型の写真が撮れました。
ガイドを頼んで良かったです。
『知らないものは、知らない。』
『わからないものは、わからない』
知ったかぶりをすることなく、謙虚に学ぶことは大切ですね。
そして、学んだことは、一度で覚えて、
実践可能なレベルにまで仕上げることが大事だと思います。
向山雄治
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