100億の男。
高校を卒業してから
九州の大学に進学することになりました。
基本的には、
授業料免除やバイトで学費や生活費を工面するんですが、
うちは裕福ではなかったこともあり、
ちょっと特殊な学生寮に入ることになりました。
なんと、
『ボランティアを運営すると安く住める』
という寮です。
ボランティアに関してはこちら↓↓↓
なにはともあれ、
18歳の終わりに、祝・一人暮らしです。
寮生活をする中で
一ヶ所だけ気になる場所がありました。
それが『漫画部屋』です。
各々、自分の読み終わった本や雑誌、漫画を
寄付していく部屋のことです。
ボクは、毎晩のように、その部屋に行って
いろいろな本を読み漁ってました。
その中で見つけた衝撃的な漫画が
『100億の男』
です。
*国友やすゆきによる日本の漫画。
『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて、1993年26号から1996年11号まで連載された(Wikipediaより抜粋)。
当時、19歳になったばかりの
ボクの未来に影響を与えた漫画です。
簡単にストーリーを説明すると、
1)会社員が最高。努力なんて意味なし。
2)ある日、帰宅したら、親の借金100億を背負わされる。
3)100億を返済する代わりに、人生を100億で買ってもらう。
4)お金の稼ぎ方を教わりながら、様々なトラブルを乗り越えていく。
5)経営者になる。
6)お金の稼ぎ方を教わった経営者と、真っ向勝負で戦う。
という感じです。
途中、いろいろな要素を交えながら、
勝負したり、駆け引きしたりします。
・ギャンブル
・不動産売買
・株式投資
・先物取引
・M&A
・刑事事件
・政治
etc.
一番衝撃的なのは、
主人公が、イケメンで、モテまくりで、
とにかく出会う女性の全員と関係を持っていく、
という部分です。
そして、
『昨日の敵は今日の友』なのか、
競い合った人たちと、チームを組んで協力しながら、
共通の目的のために、全力を尽くすようなストーリーになっています。
頑張る目的を仲間と分かち合いつつ、
チームビルディングをしながら、目標を達成していく感じです。
夢中で読んだし、大学を卒業して、社会人になった後も、
何度か、全巻を買い揃えなおしたりしました。
いろいろな困難を乗り越えながら、
仲間と一緒に成果を作っていく生き方に響いたのかもしれません(もしかしたら、モテまくるところにも響いたのかも)。
思い返してみれば、
大学を卒業して、就職して、退職して、起業して、
今に至るプロセスの中で、いろいろな障害や問題に直面し、乗り越えてきたように思います。
その都度、いろいろな経営者の方々の力を借りてきたんですが、
実は、この『100億の男』という漫画にもお世話になりました。
ストーリーの中で、
「こんなにも不幸な人っているの?」というくらい、
ありとあらゆることを経験し、
乗り越えてきてる主人公と自分を比較した際に、
「あっ、おれ、全然、マシやん」
「おれの今の経験値は、この漫画の4巻あたりかなー」
みたいな感じで、自然と勇気が湧いてくる感じです。
子供の頃に、皆にとって、
「こんな風になりたいな」という漫画や映画の主人公、ヒーローが存在したりするんじゃないかなと思います。
自分の理想と現実を一致させていくことは
生涯の課題であり、楽しみでもあると思います
今日も全力で仕事をします。
向山雄治
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