#よんなな朝の歌 ’23.12③
2023.12.11 中島美嘉「雪の華」
おはよんなな。今年最初の雪の華…は、舞いましたかな?本当は名古屋のあたり、年末までには一度二度と舞うはずなんだけどな。降れば厄介だけど、やはり冬は冬らしくないと…。身体が覚えている季節感はやっぱり大事にしていきたいね。
午前6:47 · 2023年12月11日
そういえば、今年最初の雪の華も最後のそれも、いつだったかな…というくらいの暖冬でしたね。冬の間、牽引具を車に積んでいるのですが…今年も役に立たず終わりそう。役に立たないくらいがちょうどいいのだけれども。
雪はあくまでも、ロマンチックでありたい。大雪ですべてを止めてしまうのは本当に勘弁、だけれどもその雪が「止める」ことで始まる物語もある。止まった世界を眺めながら心寄り添わせる、その甘やかな世界を想い目を細める…その先に降りしきる雪。窓を開けて手を伸ばした先の雪の華。せめて目を細めて眺めたいよねぇ。
2023.12.12 m-flo「come again」
おはよんなな。同年代かつ、ちょっとした音楽好きの友人と話をすると必ずこの楽曲の入ったアルバムを聴いていた…という話になる。もう25年も前の曲か。あの頃の音楽シーンはダンスミュージックの時代だったなと、しみじみ感じている。
午前6:47 · 2023年12月12日
m-floが好きな人は、ちょっとした音楽好きな感じだったな…と、少々の偏見を覚えながら…この楽曲が収録された「EXPO EXPO」のジャケットをしみじみ眺めていた。あの頃好きだった子も、会社に入ってからの美人の後輩ちゃんも、同じアルバムを持っていたな。
聴いている音楽がお洒落である、というように評価されるのは悪い気はしない。オリコンのチャートや音楽番組のブッキングに囚われず、ふと聴いた曲の心地よさに素直に聴いてきただけなんだけど…そういう感覚を大事にすることの大切さ、がいいね。
2023.12.13 Fantastic Plastic Machine「Bachelor Pad (F.P.M. Edit)」
おはよんなな。FPMの中の人・田中知之の凄さは「DJで回す曲がない…自分で作っちゃお」と、楽曲を作り上げたこと。単純にBGMとしても秀逸で、僕も車でずっと流していたっけ。今でもお気に入り。
午前6:47 · 2023年12月13日
言い方は悪いかもしれないが、FPMの楽曲は「とりあえず掛けておけ」と軽い気持ちで流していてもセンスを問われない…むしろ「センスが良くないですか?」となるのが嬉しい。いつもはガチのアニソンを聴いていたとしても、誰かを車に乗せていた時にはこの曲をさりげなく流しておく。それだけでもかなり良い感じではある。
中の人・田中知之が「自分で回す曲作ってしまえ」と考え創ったというストーリーも面白いところ。そりゃあ、センスいいに決まってるよね…と感じ入る。
2023.12.14 島津亜矢「大都会」
おはよんなな。クリスタルキングの名曲「大都会」。少し寒々とした都会の悲哀と、少しでも前を向きたいと思う気持ちの中で揺れる心情が好き。その心模様を唄う歌怪獣・島津亜矢。パワフルだけど、この人の声ってどこか可愛いんだよね。
午前6:47 · 2023年12月14日
島津亜矢の昔の異名は「炎の女」だったと記憶している。20年前にコンサート運営のバイトをやっていた頃、客席に配っていたフライヤーにそんな異名で書かれていたはずだったと。それがいつしか「歌怪獣」だと。お笑い芸人のマキタスポーツの名づけの絶妙さも、それを喜んで名乗る島津も懐が深いものだと。
そういう先入観を捨てても、島津の歌声は怪獣のような破壊力と歌唱力の高さを感じる。カバー曲を自分のモノのように歌えるシンガーは数多くいるとは思うが、何枚も出されている島津の作品は全て聞き入ってしまう。やはり怪獣だわ。
2023.12.15 JAYWALK「言えなかった言葉を君に」
おはよんなな。JAYWALKの描く「男」って不器用でまっすぐで、女性の幸せを祈っていて。でも、いつまでも自分は幸せに近づけるのかな…って。だけど好きなんだよ。どこかで幸せになってくれと、寅さんを見る気持ちでね。
午前6:47 · 2023年12月15日
JAYWALKが描く「不器用な男の恋愛」、中年に差し掛かってくる頃に聴くと本当に心に沁みてくる。相手に幸せになって欲しいけれど、その幸せを届けられるのは自分じゃないんだよ…と、諦めの恋のように身を引こうとする男。幸せの外側、そこが男の居場所…それでいいのかな?とは思いながら。
恋愛の不器用さにシンパシーを感じることは多いけれども、本当はJAYWALKの歌の世界の「男」には幸せになって欲しい。その心情が寅さんの映画に通じるところがある。メンバーもみんな寅さんの映画、たぶん好きだよな。
2023.12.16 metro trip「BABYBABY」
おはよんなな。もうそろそろ雪の降る時期だと思うのです。今年はそんな素振りもなくてさ。寒空の向こうに暖かな世界を思い出しながら「雪が降り積もる前に君に逢いに行く」。そんな世界を見たいよね。さあ、クリスマスまであと…?
午前6:47 · 2023年12月16日
雪を待っていても、一向に降らなかった12月だったな。この曲は12月に聴きたいなと思っていた、ただし雪が降っているタイミングで。そんなワガママなお願いをしながら空を眺めていたけれども、何なら最高気温が秋のぽかぽかした感じだったなとか…天気の難しさを想っていた。
metro trip。活動していた頃にリアルタイムに見ていなかったけれども、このユニットも「あくまでもお洒落」だった。歌モノで「誰の歌かな?」と不思議に思いながらも、聴けばいい曲。この評価を今からでも…少しずつ覆したいな。
2023.12.17 稲垣潤一, 広瀬香美「クリスマスキャロルの頃には」
おはよんなな。クリスマスキャロルの流れる頃には、君と僕の答えもきっと出ているだろう…そんな頃になってきましたかね。このセルフカヴァーは秀逸で、冬の女王との共演がまた…冬らしさを高めていて。
午前6:47 · 2023年12月17日
クリスマスイヴの1週間前、本当はそろそろ「君と僕の答えもきっと出ているだろう」という頃合いだったかな。
ウインターソングと言えば…の二人のデュエット。オリジナル歌唱に足し算するには絶妙のキャスティングで、それぞれの歌の世界観をシンクロさせて聴くとカッコよさが際立つ。
広瀬香美の楽曲は、どちらかと言えば「恋する乙女の冬物語」という色合いを感じていた。そこから少し大人になって、この曲の世界観で物を語る。君と僕の答えを…と、男性から思われるような女性になった姿を投影したらまた物語に厚みが増すところ。