#よんなな朝の歌 ’23.11③
2023.11.13 スラップスティック「意地悪ばあさんのテーマ」
おはよんなな。「元気すぎる」のはいかがなものか(笑)と思わせる、この意地悪ばあさん。このオープニングだけで完全にコンプラ案件。誰か法律に強い人たち…これどんくらいヤバいか教えてくださいな(笑)。
午前6:47 · 2023年11月13日
「サザエさん」の原作者・長谷川町子の作品と言っても、誰も信じてくれないと思う。ただ、長谷川町子の本質はどちらかと言えば意地悪ばあさんのメンタリティの方が強いようだったそうで。
まあ、サザエさんも初期のものは意外とバイオレンスな香りもしていた。基本的なフォーマットとしてはドタバタコメディ。それがいつしかファミリー向けのほのぼのとしたものに変わっていたのだが、長谷川町子本人はそれを望んでいたのだろうか。
その答えが意地悪ばあさんにあるような気がする。オープニングからあんな感じといえば、納得でしょ?
2023.11.14 とた「紡ぐ」
おはよんなな。この冬にかかる頃にふと、物事の儚さを想う。夕日が落ちていく瞬間から薄暮、そして闇に包まれていくごとに空を眺めていると、そんな気持ちを想い起こす。人生は有限だから今もう少し…と夕日に誓うように眺めてみようと思う。
午前6:47 · 2023年11月14日
秋の風が吹いて冬に差し掛かるうちに、ふともの悲しくなる瞬間を覚える。自分の幸せを差し置いて、周りの幸せを願うように「私はいいから、先にお行きなさい」と言葉に出したくなるような感情。
その感情って、優しさなのだろうか、それとも引っ込み思案の心から殻を破れないだけなのだろうか。そんなことをふと感じる。
この歌も、ふと仲の良かった人が「この歌がいいな」と言っていた。儚げな歌に心深く共感を示していたその心の奥は、何を考えていたのかと。答えは聞かずじまいだったけど、哀しみをも飲み込んだ思いを感じていた。
2023.11.15 ORIGINAL LOVE「The Rover」
おはよんなな。例えば朝一杯の水で調子を取り戻す…そう、水って本当にシンプルだけど力が凄いのよね。お茶じゃなくて、水。今、水をホットで売ってるコンビニもあったりさ。解説はなんか健康志向だけど、歌の内容は堕落の歌。
午前6:47 · 2023年11月15日
決して健康のための話をしている訳ではないのだが、不意に「例えば朝、1杯の水で調子を取り戻す」と歌いだされると「ああ、そうだね」と納得する。寝起きの水は確かに美味く、五臓六腑を起こすにはちょうどいい。
…歌の中ではそんな話をしているのではなく「果てなく堕落の道を歩もう」としている。ダメな人間であることはないが、そういう人間でありたい気持ちは少しくらいある。厭世的に人生を送ってもいいじゃないか、という思いはふとした瞬間に覚えることだけどね。
その境地に「朝の水」は似合わないか。
2023.11.16 鬼束ちひろ「いい日旅立ち・西へ」
おはよんなな。「いい日旅立ち」の郷愁溢れる雰囲気は、どうして私を旅に誘うのか。たぶん日本のどこかに私を待ってる人がいる、その思いひとつでいろんな顔に会いに行きたいのだと思う。さて、今日はどこに行こうかな…。
午前6:47 · 2023年11月16日
この曲の原曲となった「いい日旅立ち」。1978年から5年あまり続いた、国鉄が展開した集客キャンペーンのテーマソングとして制作された楽曲。歌唱は山口百恵、作詞作曲は谷村新司。
時を経た2003年に、JR西日本のキャンペーンとして詞の内容を改変され田ものが鬼束ちひろの歌唱による「いい日旅立ち・西へ」。既に引退していた山口百恵に、谷村新司が「鬼束ちひろが唄うんだ」と言ったところ、「あ、歌の上手い子ね」と返ってきたそう。
鬼塚の歌唱も情感が籠って、心を揺さぶられた。西への旅には確かに、この曲が似合う。
2023.11.17 SKE48「1!2!3!4! ヨロシク!」
おはよんなな。13年前の今日にリリースされたSKE48の4thシングル。実はこの頃のメンバー以降、あんまり知らないんですけどね…。そんな中で一番好きな曲なので、って…安易ですまん。そんな僕でも…「1!2!3!4!ヨロシク!」
午前6:47 · 2023年11月17日
正直な話をすると、いわゆるAKB48ならびに派生したグループのことを語るほど詳しい訳ではない。掻い摘んで聴くレベルの極々軽い感じ、まあ、知らないよりは良いくらいではあろうか。
そのくらいライトな感じではあるが、初期メンバーの頃は多少年齢も近かったこともあり、「〇〇は私の同級生」「〇〇の親父さんはあの会社の部長」「〇〇はうちの奥さんとは他人(従妹の従妹だから血がつながってない)」という話でよく盛り上がっていたっけ。
で、今のメンバー?斉藤真木子以外「え?知らなぁい」。
2023.11.18 佐藤竹善「カオ上げて」
おはよんなな。哀しいことばかりが世の中じゃなくて、心の窓を開け放って顔上げて前向いて。あ、なんかいつもそんなこと言ってるな。今躓いていたって、ごはん腹いっぱい食べて胸張って歩けば、まあ、悪いことはないさ。頑張ってこ。
午前6:47 · 2023年11月18日
「顔上げていこう」。最近、自然とこの言葉が出てくる。頑張りを直接的に促すものでもなく、かと言って「応援しているよ」という言葉も個人的に違和感を持っている自分にとっては、この言葉が励ましにはちょうどいいように思う。
「顔を上げる」。首を垂れるところから少しでも目線を上げる。それだけで見える世界は変わるんだよ、という意味だと思っている。決してその行動に頑張りは要らなくて、ありのままの状態からでも出来ること。
見える世界を変えていく、できれば明るい方へ。その思いを込めて「顔上げて」と僕は言い続ける。
2023.11.19 安全地帯「悲しみにさよなら」
おはよんなな。穏やかに目を覚ましたい日曜日の朝。せめてこの瞬間だけは、悲しみにさよならしたいよね。現実はいろんなことがあってもさ、あくまでも今日も爽やかな朝を、日々生かされていることに感謝の気持ちを込めて、ね。
午前6:47 · 2023年11月19日
安全地帯の楽曲を貫くものは、あくまでも「優しさ」であると信じてやまない。どのフェーズの楽曲を引き出しても男女を問わずしてどれだけ目の前の人を愛しているのか、ということをひしひしと考えさせられる。
「僕が近くに居るから、悲しみは捨てていこう」と背中を押されるのは、心理的安全性を担保されているようなもの。共に歩めば寄り添いと共感、そういうものに包まれるのであって。
人を動かすものは必ずしも厳しさだけでなく、安心感を共有することも必要で。そこに流れるBGMがこの曲だったら、最早これ以上のことはない。