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#よんなな朝の歌 ’24.3④

 40を過ぎたおじさんにはシリアスやセンチメントは似合わないよと思うけど、年度末ってやっぱり「そういう気分」ではある。定年退職は年度の合間にあるような会社だから、別に3月じゃなくても別れはあるし…とか言う問題ではないのだけれど。
 暖かな風が吹く季節だからせめて明るく行こうというよりもいささか自省的な感情を持った季節感で春先の頃を思うのは、潜在的な自分の感情の中に「変われない自分」を抱いているからなのだろう。時が止まったままの自分の心を追い越されていくような感情を引きずるかのように、夢と希望よりもほの暗い空気を纏いたい。そんな自分を感じている。
 逆説を言えば、能天気ばかりの自分でなくて良かったと思う一面もある。そしてむしろ、自分の中にある「ベースの部分」にどこか寂寥感があるくらいがいいと思っている。陰の部分があるから陽の面が際立つ。そうやって考えたら、始まりの前におもう寂しい気持ちは新しい明るさに向かうための渡り廊下のようなもの、なのかもしれない。
 さて。この週に紹介した楽曲の中で強く印象に残った楽曲で言えば、魏如萱(waawei)「奶奶」。祖母を想う孫娘の心情と愛情が強く感じられる。自分もおばあちゃん子だったことを思えば、自分の祖母の姿と強く重なる部分が大きい。年を重ねた穏やかな姿は、それまでの自分史が如実にバックグラウンドとして存在する。一見平穏に見える人生も、掘り返せば苦しい時代も理不尽に臍を嚙む思いもあったことだろう。「太陽みたいね、月みたいね」と祖母の姿を形容するくだりに、それぞれの「おばあちゃん像」を重ねていくと自然と涙を瞼に浮かべてしまう。
 この季節の心模様も、祖母に向ける恭順の念も、突き詰めれば「ありがとう」の気持ちなのだろう。感謝の気持ちを伝えるのは本当に普段からしなくてはならないもの。とはいえ、節目に改めて感謝することも大事にしていきたいものだよねと思う。


2024.3.18 NSYNC「Tearin' Up My Heart」

おはよんなな。洋の東西を問わず男性アイドルのダンサフルな動きに魅入ってしまう。アメリカにも「〇〇推し」とか「〇〇担」とかいるのかね?とか、そんな他愛のない話をして懐かしんでみたい。てな訳で、お誕生日おめでと♪
午前6:47 · 2024年3月18日

2024.3.19 GOING UNDER GROUND「センチメント・エキスプレス」

おはよんなな。さよなら三角また来て四角、レンチは六角、精児も六角。出逢いと別れの時を過ごしては、忘れられない人もいて。新しい世界に飛び出す時の希望と寂しさは表裏一体だから歩みを止めずに。
午前6:47 · 2024年3月19日

2024.3.20 ポセイドン石川「ありがとう」

おはよんなな。よんなな、やっぱりどこか素直じゃない(笑)。いきものがかりの名曲だけど、どうしてもこのクセの強い中年のおっさんのカバーが頭から離れなくて。そんな今日のおふざけに付き合ってくれて、マジありがとう。
午前6:47 · 2024年3月20日

2024.3.21 (お休み)

2024.3.22 JAYWALK「どんなに時が流れたあとも」

おはよんなな。この季節になるとフッと聴きたくなるんですよね。花粉症のせいで、この時期の実家の辺りには一切の望郷の念もないですけど(笑)。「そういえば、今元気?」と、心の中で声かけて。返事はいいけどな。
午前6:47 · 2024年3月22日

2024.3.23 魏如萱(waawei)「奶奶」

おはよんなな。よんなな、おばあちゃん子です。どんなことがあっても、最後はおばあちゃん味方してくれたよな…と。「太陽みたいね、月みたいね」。陰日向に見守ってくれているって、本当にありがたいよね。お手紙でも書こうかな。
午前11:19 · 2024年3月23日

2024.3.24 平井堅?「もらい泣き?」

おはよんなな。久しぶりに聴いて、頭の中から離れていかないネタだけど…この完成度が怖くて。確か初出は「トリビアの泉」だったかな?完成度がエグくてこっちで聴いたらさ…中毒になっちまった。情感がもうさ、平井堅のままで。
午前6:47 · 2024年3月24日


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