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#よんなな朝の歌 ’23.12④


2023.12.18 MERRY「千代田線デモクラシー」

おはよんなな。メリー…というバンド。千代田線デモクラシーと言えど、冷静に歌詞を追いかけて思えば千代田線の「ち」の字もないんだよ(笑)。ただ、めちゃくちゃ中毒になってきた。ちょっとカラオケで絶叫してきたいなこれ。
午前6:47 · 2023年12月18日

 学生時代、大学に通う電車はもっぱら緑の帯を巻いた千代田線だった。相互乗り入れの関係で綾瀬駅までは青い帯を巻いた小田急線の列車も来ていたが、常磐線各駅停車の亀有が最寄りがあった自分には緑色にステンレスのボディーは日常のそれだったと強く記憶にある。
 千代田線とデモクラシーという言葉は密接なモノでもある。千代田線の途中駅に国会議事堂前駅、霞が関…そんな国家中枢の名前を駅名に並べている。雑多な下町だった葛飾や足立からの霞が関、そのギャップは不思議な感じはしていたよね。ある種懐かしさもこみあげて。

2023.12.19 初音ミク「メリーメリー」

おはよんなな。メリー…メリー。ヴォーカロイドの楽曲は往々にして名曲が埋もれがち…という議論になるのですが、この曲の壮大さと愛の普遍性は歌い継がれてしかるべき気がして。ありきたりだけれど、あなたに会えてよかったよ。
午前6:47 · 2023年12月19日

 インターネットのプラットフォームが発達していくプロセスの中で、創作活動の「やりやすさ」は活動の裾野を広げることの表れだよなと思う。何よりも表現する場が開かれている、という面で「誰でもチャンスはある」。
 ただし、その代わりに「本物であること」を強く求められるように思う。それには怖さも孕んでいる。まやかしの効かない、フェイクや小手先は見破られる。
 本物はこうして残る。この曲は初見だったけれども、調べてみたらかなり愛聴されているものだったみたい。確かに心地よく深い歌だったなとね。少しばかり感動した。

2023.12.20 THE ALFEE「メリーアン」

おはよんなな。メリー…アン。仏独映画「わが青春のマリアンヌ」のヒロイン・マリアンヌのイメージから着想された楽曲。年上の美女に憧れる思春期の男子の気持ちは、確かにこんな感じだね。長らく年上好きだったから、分かるわ…。
午前6:47 · 2023年12月20日

 「年上の女性を好きになる」―。学生時代の自分を振り返ると、笑ってしまうくらい年上の女性が好きだったことを思い出す。好意を持った方に名刺を頂いて卒倒したことがあって、今でも思い出すのは中央官庁のバリキャリ女子だった…という話。好きだったけど、それ以上のことはなかったな。今でもふと思い出して彼女の関係する人事異動の公示を見ては「すげえな…」と思うことばかりだけど。
 「わが青春のマリアンヌ」の主人公も、手の届かない年上の女性に恋をして。その恋を貫こうとした行動はその時の自分にはなかったな…。

2023.12.21 時枝広明「あなたのことだけは」

おはよんなな。今年いちばんいろんなことがあった、あなたの誕生日にこの歌を贈ります。Xから離れたからこのポスト見ていないだろうけれど…大事な人の誕生日は、歌のひとつリクエストのつもりでね。お誕生日おめでとう。
午前6:47 · 2023年12月21日

 偶然聴いた方の曲だったけれど、何か心に残っていて。
 今、この曲を贈りたい人はSNSの世界から距離を置いている。いろんなことがあり過ぎて、心がめちゃくちゃ疲れてしまったとかで。だから彼女の誕生日に、この歌を贈っておこうと思って。
 別日に連絡があり、「本当にいろいろあり過ぎました…次の年は良い年にします」と行間に滲む疲労感を感じて。そこまでの気持ちだったんだね、と絶句した刹那…その思いに思いがけずこの歌がシンクロしてきた。ただ静かに、彼女の幸せを願うこと。2023年のX'masはその願いひとつだけ。

2023.12.22 つのだ☆ひろ「メリージェーン」

おはよんなな。メリー…ジェーン。英語の歌だから洋楽のカヴァーかと思ったら、作詞も作曲も日本人。紆余曲折あって「何枚売れたか分からない大ヒット曲」。当時片思いだった留学生の女性にあてた曲…悲恋の歌だったのね。
午前6:47 · 2023年12月22日

 厳密に言うと、つのだ☆ひろが恋した女性の名前は、メリー・ジェーンではなかったそうで。ただ、歌にするにはめちゃめちゃゴロが悪かったとか。そのメリーさんは、恋した女性のお友達の名前。なかなか複雑な話ですね。
 結局のところ、つのださんと「メリーさんじゃない誰か」は実る恋ではなかった。ここからはまったくの仮説ではあるけれど、つのださんが「メリー…インマイマイン…」と歌うごとに「私じゃないんだ…」と思っていたのかしら?と、ふと詮索したように思ったり。本当のところは分からないけれど、とにかく哀しい歌、なの。

2023.12.23 Mary Hopkin「Que Sera Sera」

おはよんなな。メリー…ホプキン。ポール・マッカートニーのアレンジによるカヴァー曲。オールディーズの名曲もポールのアレンジになると、ふんわりとした感じに転換して、それがまた爽やかで。原曲以上に気に入っちゃった。
午前6:47 · 2023年12月23日

 ケセラセラ。「なるようになる」という風に使われる疑似スペイン語、だそうで。前日少し話していた彼女も、ふとそんな言葉を発していたっけ。そんな切なる願いが込められた言葉なんだよね。
 メリー・ホプキン。テレビのオーディション番組に出演していた姿をツィッギーが見て、ポール・マッカートニーに紹介したそうで。この楽曲も心なしかビートルズっぽくねえか?と思えば、ポールがプロデュースしていたもののようで。
 ドリス・デイのオリジナル版に比して軽快なテンポ。いいアレンジが入ると歌は映えるの。

2023.12.24 優里「クリスマスイブ」

おはよんなな。12月24日、今日の夜はみなさんどのようにお過ごしでしょうか?あくまで楽しい日であるように願い、私は暖炉の前で少し温めたワインをカップで啜ろうかと。惚れた腫れたの季節は、この曲のように甘酸っぱい昔話なの。
午前6:47 · 2023年12月24日

 おじさんのクリスマスイブの話聞く?
 後輩と一緒に高田馬場のラーメン二郎に行って「いやぁ、今日はすぐ食えるよねぇ」とか言ったりさ、バイトのシフトにしれっと入れられていたりさ、デートなのにちゃんこ鍋食いに行った話聞く?ちゃんこ鍋食った相手は、女子だけどな(「空いててよかったね、ちゃんこ美味い」って屈託なく笑う子だったけど)。
 そういう訳でイブの夜は毎年のように静かな生活でした。恋愛の波風もなく穏やかな。それはそれで幸せだったから、何も悲観する語でもなく。「リア充爆発しろ」とは思ってたけど(笑)。

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