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一日で50冊の読み聞かせ?! 灘から東大、そしてハーバードへ -あなたの読み聞かせ履歴vol.1

ハーバード大学卒業生、兵庫県芦屋市で政治の世界に挑む高島崚輔さんの読み聞かせ履歴

  • 1日50冊の読み聞かせ。納得するまで眠れず、朝3時まで読み聞かせしてもらうことも。

  • 本が好き、文章を読むのが苦じゃなくなったのは読み聞かせのおかげ。

  • 絵本の最大の魅力は、絵を見て一緒に色々考えたり、それを通じて色々会話できるところ。

  • 絵本は時代にあったテーマが必要。自分が子育てするとき、20年30年のギャップをどう埋めるか。絵本の選び方が大切。

こんにちは、オンライン読み聞かせYOMY!です。YOMY!は現役慶應生が送る、「いつでもどこでも最高の読み聞かせを」をコンセプトに、たくさんのコミュニケーションを通して絵本の読み聞かせを楽しむ、対話型読み聞かせスクールです。
子どもたちにとって、いつの時代も最高の教材である「絵本の読み聞かせ」。そんな読み聞かせについて、社会のさまざまな分野で活躍されている方の読み聞かせエピソードを深ぼっていきます!

【あなたの読み聞かせ履歴書】コーナーでは、社会のさまざまな分野で活躍されている方に、幼少期の読み聞かせや絵本に関するエピソードをインタビューし、ご紹介します!

正解がない子育てだからこそ、いろんな方の子ども時代、読み聞かせ履歴から、子育て世代の方に、何かヒントとなるものをお届けできるよう、発信していきます。そんな【あなたの読み聞かせ履歴書】の記念すべき第一回目は、、、

ハーバード大学
在学中(インタビュー当時)の髙島崚輔さん。ずらりと本が並び、厳かな雰囲気が漂う大学寮内の図書室を背景に、親しみやすい優しい関西弁で、幼少期の読み聞かせについてお話しいただきました!

ハーバード大学卒業式にて

崚輔さんプロフィール
1997年大阪生まれ。灘中学校・高等学校卒。在学中は生徒会長を務める。2015年春に東京大学,同年秋に米ハーバード大学に入学。環境工学専攻、世界の都市を訪れまちづくりを学ぶ。2016年より、NPO法人留学フェローシップの理事長として、文部科学省、柳井正財団、江副記念リクルート財団と協働し海外留学と主体的な進路開拓を支援。2017年には外務省・経済産業省にてインターンシップとして従事。県立高校国際教養科の新しいカリキュラムづくりや、公文教育研究会学習者アドバイザーなど、自身の経験をもとに日本の教育改革に貢献する。現在、兵庫県芦屋市で市政に挑戦中
2023年4月に行われた芦屋市長選で見事当選され、髙島さんは史上最年少の市長となりました!おめでとうございます🎉

1日50冊の読み聞かせ


ー今日はありがとうございます。髙島さんは一日に50冊(?!)も読み聞かせをしてもらっていたとお聞きしました。どんな絵本を読んでもらっていましたか?

1番初めに好きだったのは「きんぎょがにげた」、その次は、「こぐまちゃんシリーズ」です。あとは林明子さんの絵本も好きで、「あさえとちいさいいもうと」や「はじめてのおつかい」「こんとあき」なんかもよく読んでもらっていました。複数の絵本にまたがって登場するものがあり、それをよく母と一緒に探していました。
日本昔話集や、あとは親が即興で作った絵本を読んでもらったこともありました(笑)全然面白くない!とか言ってたような…(笑)

しろくまちゃんのホットケーキ -わかやまけん
こんとあき -林明子

ー即興で絵本を作るって面白いですね!読み聞かせは何歳頃までしてもらっていましたか?

小学校3年生までは読み聞かせをしてもらってました。
途中でお父さんにシフトチェンジしたんです!お父さんが読み聞かせしたかったみたいで(笑)
あとは、弟が生まれた3歳ごろから親の真似をして、自分が弟に読み聞かせするようになりました。3歳と9歳の歳の離れた弟がいるんです。

読み聞かせが与えた影響

ー読み聞かせをしてもらった経験は今の高島さんに影響していますか?

していると思います!本が大好きなので!
文字を読むのが苦じゃなくなったのは、読み聞かせのおかげだと思います。
親子のコミュニケーションとしてよかったのもあると思いますが、本を読む習慣や、読解力がついた、長い文章を苦に思わないことは、とても大きいなと思います。取扱説明書を読むのも大好きです(笑)

あと読み聞かせがよかったと思うのは、言葉を耳から音として入れること、また弟に読み聞かせをする時に、自分で言葉にしていたことだと思います。
古文とか漢文も同じで、文法を完璧に理解してなくても、リズムでなんとなく頭に入ってくる。音として聴いたり、発することは言語学習として有効なんだと思います。

ー読み聞かせのときに、お母様、お父様は何か意識されていたのでしょうか?

テクニカルなことというよりは、母も相当楽しんでいたみたいです。
あとは、自分なりにアレンジして読んでみたり、書いていない文字を読んでみたり、絵を通してのコミュニケーションがたくさんあったのは覚えています。

(ここで、 YOMY!での読み聞かせの様子の動画を見ていただきました。)

↑髙島さんにお見せしたもののショートバージョンです!

めっちゃ上手ですね!

お褒めの言葉に、喜ぶメンバー 笑

新しい読み聞かせ「ダイアロジックリーディング」

ーYOMY!ではダイアロジックリーディングという読み聞かせ方法を取り入れています。

ああ!聞いたことあります!
ハーバードで研究されている読み聞かせ方法ですよね!!
なるほど、まさにこういうのをやっていたと思います!

いわゆる読みきかせって普通の小説でもできると思うんですけど、絵本でやるのことの意味としては、絵を見て一緒に色々考えたり、それを通じて色々会話したりだと思うんです。こんな感じで色々おしゃべりしながら、楽しんでいました。

どんな絵本が本棚にあったんですか?


ーご家庭には絵本がたくさんあったのですか?

家には200冊くらいありました。図書館に借りに行ったりもしていましたね。ただ、子どもによって好き嫌いがめっちゃあるみたいで、僕が好きでも、弟は好きじゃなかったり。子どもに合わせて絵本を選ばないといけないですね。

あとは絵本って時代によって取り扱うテーマが全然違ってくると思うんです。自分が子育てするってなると、読んでもらっていたときの20~30年後になるじゃないですか。
そんな時にどんな絵本を読んだらいいのかわからないので、こうやって新しい絵本をどんどん取り扱ってくれるといいですね。

書いてる文字をただ読み上げるだけじゃなくて、問いかけたり、一緒に考えたり、日常生活に話を広げたり、そんな読み聞かせが大切だと思います。

圧倒的な回数だけではなく、絵を見て一緒に考えたり、言葉のキャッチボールを楽しんだ絵本の読み聞かせの時間。そんな幼少期が、世界を渡り、次は日本で新しい挑戦に挑む高島さんを作っているのかもしれません。芦屋市で市政に挑戦中される高島さんのご活躍に今後も注目です。

YOMY!メディア部は、多分野で活躍する方に「あなたの読み聞かせ履歴」として、幼少期や読み聞かせのエピソードをインタビューしていきます!
記念すべき第一回は高島崚輔さんでした!次回もお楽しみに!


オンライン読み聞かせYOMY!とは?

YOMY!は子供の成長にかかせない”人とのコミュニケーション”と、いつの時代も最高の教材である”絵本の読みきかせ”をかけあわせた、子どもたちの”対話力”を育むオンラインスクールです。

「静かに読むだけが読書じゃない」がコンセプト。

ハーバード大学をはじめ、アメリカの大学で長年研究されてきた「ダイアロジック・リーディング」を基に開発された読み聞かせ方法YOMY!メソッドのもと、子どもたちの能力、特に思考力、読解力、そして対話力を最大限に伸ばします。

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