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写真記録(麻布台プロジェクト)

 今年に入ってかなり早いタイミングで、東京タワーの隣に見ていた長いこと工事中であった超高層ビルが「アタシ前からここに居りました」って顔して、当たり前のようにタワーの左側に鎮座していることに気づいた。麻布台プロジェクトの顔ともいえる、麻布台ヒルズ森JPタワーってやつだ。

 この写真は上空が変にモヤモヤしているのは、窓ガラスに反射した不要な映りを削除したのでご容赦を。注目は、タワーの左にまだソレがいないことだ。

2020年の写真だった。好きな時間帯

 麻布台プロジェクトは2019年から工事が始まり、23年竣工とのことで、無意識に日々この完成を目撃してきた。


この、頭部にたくさんの触角をウニョウニョさせている状態が、ずいぶん長期間だった記憶


これはあえて拡大して撮影したもの。映り込みの処理もせずカメラロールにいた没写真


これは昨日。2023年5月2日の夕景。タワーの左で完成された絵になって久しい

 夜のとばりが降り始めると、この超高層ビルにさまざまの光が反射する。周囲のビルと比較するとこの異様な高さがわかるだろう。


なんたってもう、灯りがともっていますからね


昨日の東京タワーは特別なライトアップだった。すごくポップでキュートな明かり

  昨日はこの景色を見ながら、「東京“偏愛”論」という本を読んでいた。

世界的建築家の隈研吾、世界中に熱狂的なファンを持つ『AKIRA』の作者で漫画家の大友克洋、東京藝術大学学長で現代美術家の日比野克彦、が、独自の視点で「東京の魅力」「偏愛すべき場所」について語る。インタビュアーは、柳瀬博一・東京工業大学教授。
 
「個人の感傷とは別に、都市はどんどん新陳代謝していく。それが東京」――隈研吾
「不思議な人がたくさんいる東京。それが面白くて仕方なかった」――大友克洋
「同じ志を持つ人たちがたくさんいるところに、東京を感じる」――日比野克彦

出典:日経BOOKプラス https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/23/02/08/00663/



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