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あのころ、桜木町で
コロナ陰性になってからも、体力が本当に戻らなくてまだヒイヒイ言いながらの毎日。週初めは前週寝たきりだったために脚の筋肉が劣化して、駅まで歩きながらたくさんの老若男女に追い抜かれましたね…。週の終わりになって少し、ほんのちょっぴり体力回復してきたけれど突然すごい眠気に襲われたり頭がふわふわして集中ができなかったりと、意外にしんどいです。
さてそんな折、昨日はみなとみらいに仕事で行きました。考えてみると、20代までは本当によく来てたのに、以降ぱったりと足が向かなくなった場所。反対の言い方をすれば、20代のころは大学生の時も社会人になってからも、めちゃくちゃ思い出深い場所であって、自分のなかでかなりまちの時が止まっていると感じました。
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あーそーだそーだ!大学生になって最初につきあった彼氏と初めてのクリスマスもみなとみらいに行ったんだ。大して近くもないのに不思議。クリスマスカラーにちなんで、真っ赤なリップを買ってドキドキしながらつけたものです。遠い目
みなとみらい、あの頃は桜木町駅しかなくて、東横が乗り入れてなかった。桜木町といえばあれですよ、山崎まさよしなんですよ。当時行きなれた桜木町が大ヒット曲のなかで歌われて、だからこそものすごくシンクロしてしまってよくバスの中でイヤフォンで聴いて泪してました。うーむ若い
桜木町の駅を降りると歩道になっていて、そこを延々と進めばどんな方向音痴であろうとランドマークタワーに着くので、私にとって非常な安心感もある場所だった。そして傍らには海。
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このアイコニックな観覧車のあるのは、よこはまコスモワールドという遊園地。就職活動でストレスがたまると友人が必ずここに誘うのだけど、怖がりの私でも楽しめるちょうどいい感じのジェットコースターあって、そこで絶叫してストレスを発散する、ということを定期的にやってました。
ここはなんといっても宵のころからが美しい。海と夜景がお互いを引き立てあって一瞬で夢の世界になるのだ。
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ヨットの帆形の「グランドインターコンチネンタル」。もうこれだけで横浜情緒。20代のころは社会人になってからも、お客様が桜木町からひとつ先の関内にあって、週2くらいで通っていた。あえて桜木町に立ち寄って、ここの景色を眺めてから帰路に着いたものだ。なつかし
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昨夜はスーパームーンとかで、海、夜景、月が饗宴状態だった。
熱いくらいの気温で、風にふかれながらずっと歩いていたかった。
そして最後。みなとみらいの夜景を見ると、私が必ず思い出すのがこのCM。日産プレサージュ。音楽もよいし、テレビで流れるたびに胸をときめかせたあの頃のなんだか空気とかもよみがえってくる。
あのころに会いに、またみなとみらいにいこう。
すっかり遠のいてしまったあの場所に。