衣替え和歌一首 基俊
今朝かふる
せみの羽衣
きてみれば
袂に夏は
たつにぞありける
藤原基俊
千載和歌集 夏の歌に載る
晴れていると
汗ばむくらいの時期になった
生地の薄い
ジャケットやシャツを
はおると
服から新しい季節が
香り立ってくるようだ
※タイトル画像は、藤原基俊。小倉百人一首のカルタから。小倉百人一首にも、基俊の歌は採られている
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