☆☆令和二年☆個人的美術展ベスト5☆☆
今年は40件くらいかな??見に行った美術展。コロナで例年より少なかったです。今年見た美術展を、軽くですが、振り返ってみました!
【第1位】「出雲と大和」(東京国立博物館)
日本の古代ってこんなんか!って驚いた。
出雲大社の本殿は高層建築だったということが、遺跡や模型で展示されてたりして、古代についてのイメージが一変した感じ。
【第2位】「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」(国立西洋美術館)
おれ的には第1章「イタリアルネッサンス絵画」が素晴らしすぎ!!この記事のタイトルカバーの作品は、第1章で展示されていたティントレット《天の川の起源》。もちろんほかの章の作品も名作。
【第3位】「中世ルネッサンス写本」(国立西洋美術館)
中世写本はずっと気になっていたジャンル。展示作品は、現存している方の個人コレクションだったというのも刺激的!
【第4位】「千葉市美術館常設展」
常設展が新設したというので見たら、千葉にゆかりある作家の近代日本絵画で、おれの好みにピッタリ!
【第5位】「腦室反射鏡」(練馬区立美術館)
精神科医師の式場(しきば)隆三郎の展覧会。医業のかたわら、文芸、美術などの分野で活動した。山下清を見出したのも式場。
どんな展覧会か分からない人もいると思いますので、ちょっとだけ説明します。(わたしの友人は、式場医師の絵画作品や精神科患者の作品が展示されていると思っていた)
式場本人は作家でなくて、ゴッホの研究とかをした人。ゴッホの複製画(展示されていたけれど、これが凄いよかった!)の展覧会を全国で開いて、日本人のゴッホ像を決定づけたようです。
あと、山下清の才能を見出して、メディアで紹介したり、展覧会を開いたりした人なので、山下清の作品が展示されてました。式場の美術・芸術活動は幅広くって、ほかにもいろいろ資料が展示されてましたよ。
以上、令和二年個人的美術展ベスト5でした。
来年も、またいろいろと見たいね!
※選んだ基準は、完全に個人の好みです!